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「日本のほぼ倍だよね…」 アメリカの物価に驚きの声も 人気の日本食店で日本人ママが「たぶん違う食べ物」と思ったグルメとは
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日本食ブームで、世界各地に日本の料理を楽しめる店が増加しています。アメリカ・テキサス州で3人の子どもたちを育てる日本人のシノブさん。自身のYouTubeチャンネル「Brasians」で、テキサス州にオープンしたばかりという人気の日本食店に行ったときの様子を公開しました。おいしかったものの「たぶん違う食べ物」と結論づけた料理とは、なんだったのでしょうか。
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アメリカのラーメンは「スープの温度がぬるすぎる」
日本人のシノブさんが、長女・エリカさん、次女・アシュリーさん、長男・ショーンさんの3人の子どもたちとともに、アメリカでのにぎやかな暮らしを紹介するYouTubeチャンネル「Brasians」。1週間の食卓や子どもたちの学校生活の様子など、親近感たっぷりの動画が人気です。
年に一度は日本へ里帰りしているため、日本のラーメンを食べ慣れているシノブさん一家。テキサス州のチャイナタウンに新しいラーメン店が開店したので、「本当に本物のラーメンの味なのか」確かめにいくことにしました。
ショーンさんによると、「ヒューストンには本物の味がするラーメン屋さんってあまりないんだよね」とのこと。今回向かう店はレビューサイトで星5つばかりなうえに、1時間待ちの行列ができるラーメン店ということもあり、期待が高まります。
シノブさんは、過去20年ほどアメリカで本物の味を求めてきましたが、「どれも期待はずれだったわね」と語ります。「第一にスープの温度がぬるすぎる」そう。これでは「アメリカで本物のラーメンは絶対に味わえないよね」と言いつつも、「まだわからないけどね」と、これから食べるラーメンを楽しみにしているようです。
おいしいけれど「これはなんだろう????」と困惑
極寒のなか30分以上、行列に並んでようやく入店。エリカさんが注文したのは「ダック マッチャ」という、抹茶のスープに鴨肉の薄切りやアスパラガスがトッピングされた一杯です。シノブさんは、ひとくち味見をさせてもらうと「これはちょっと、これはなんだろう????」と困惑。「ラーメンではないね」と評価しました。
続いてアシュリーさんが注文した「GKO(ガーリックノックアウト)」。スープをひとくち飲むと、目を見開き「う~ん、おいしい」とうなずきます。そして、ショーンさんとシノブさんが頼んだ「GKOスパイシー」も届きました。値段は1杯20ドル(約2980円)。ゴボウを揚げてチリパウダーをまぶしたものと、中国のチリペーストが別皿で添えられています。
シノブさんはさっそく濃厚なスープをレンゲに取り、口に運ぶと「わあ! すーごいわ、これ」と驚きの声を上げます。そして「スープはすごいおいしい」と絶賛しました。続いて、麺を口の中へ。「これはね、おいしい」と麺もお眼鏡に適ったようです。
トッピングを加えながら、最後まで楽しんだシノブさん。4人で1万円超えの食事でしたが、正直な感想は「やっぱり日本のラーメンのほうがおいしい」でした。今回食べたラーメンは美味だったものの、「たぶん違う食べ物なんだよ」と考察。とくにスープが日本とは大きく異なるようです。
コメント欄には「アメリカのラーメン、高い でも食べてみたいです」「4人でラーメン1万円って物価の高さがすごいなぁとしみじみ 日本のほぼ倍だよね……」「シドニー店も人気みたいでいつも列ができていますけど、値段高すぎていまだに食べられていません」など、予想以上の高額に驚く声がたくさん寄せられています。
(Hint-Pot編集部)