話題
「おいしかったからレシピ教えて」 母から送られてきた一枚に「横転」 「ロマンすら感じる」と注目を集めたワケ
公開日: / 更新日:
海外の料理が食卓に並んでいた犬養家

実は、犬養さんの母は、幼少期を外国で過ごしていたそう。通訳として活躍しており、日本語のほかに英語とスペイン語、韓国語の3か国語を話せます。
海外での生活経験があり、文化に造詣が深い母にとって、チキンキャセロールは「思い出深い家庭の味」。犬養さんが家を出るまでずっと、定期的に食卓に並んでいました。
ほかにも、海外の料理が食卓に並ぶことは珍しくなかったといいます。スパニッシュオムレツのキッシュロレーヌとトルティージャや、「ヤンソンさんの誘惑」というアンチョビを使用したスウェーデン料理、バスク地方のマルミタコ、ローストチキンなど、日本ではあまり聞き慣れない料理をよく作ってもらっていたそうです。
レシピ通り作ってみたところ「似て非なるもの」に
各国のさまざまな料理を作ってくれた母。その影響もあり、犬養さんは実家を出てから料理を始めました。そして、思い出の味を再現しようとレシピについて聞いたところ、話題の写真が送られてきたのです。
「古文書や海賊の持っている地図、ホラーゲームで収集するアイテムに近いという印象を抱きました」
犬養さんはさっそく材料を購入し、レシピ通り作ってみることに。できばえは「母のものより味が濃く、おいしくはあるものの似て非なるもの」だったといいます。味の違いからレシピには「母のアレンジが入っていたんじゃないか」と推測。「落ち着いたらそれとなく聞いてみようと思います」と決心しているようです。
そんな犬養さんはVtuberで、異世界の高級ホテル“MEMORIA”のバーチャルホテルマンとして活動中。「ホテルステイのような非日常的体験を」をコンセプトに、ゲーム実況や歌、料理などをYoutube「犬養- INUKAI Ch. –」で発信しています。いつか納得のいくチキンキャセロールが完成したら、ぜひ報告してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)