桃の節句を前に、ひな人形を飾り始めた家庭もあるでしょう。こうした中で、義父母からの贈り物のひな飾りについて、“受け取り拒否”をしたことを明かしたSNS投稿が反響を呼びました。7段の大きなひな人形を「送り付けられて」しまったことで、もやもやした思いにさいなまれたそうです。もちろん、初孫の初節句を祝ってあげたいという義父母の気持ちは分かっていますが、自宅に置いておくのが難しい事情もあるそうで……。当事者のママに詳細をお伺いしました。

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「両家にとっても初孫で、初節句のお祝いをしたかったということは理解しておりますが…」

「【爆笑】
義父母、勝手に雛人形を買いワイ家に送りつけてくるが無事受け取り拒否。本日返送されるwwwwwwwwwww」

　X（ツイッター）投稿者のプロ主婦ちゃん（@prodesukara）さんは、1児を育てていて年子予定の第2子を妊娠中の20代ママ。夫は30代で、70代の義父母は別に暮らしています。

　投稿はなかなかの衝撃内容ですが、どのような経緯だったのでしょうか。今回のひな人形は、義父母が新たに専門店で購入したものだそうで、「サプライズのつもりだったと言います。なんの前触れもなくいきなり送られてきました。両家にとっても初孫で、初節句のお祝いをしたかったということは理解しておりますが……」。困惑の思いについて語ります。

　行き場を失ったサプライズのプレゼント。ひな人形がどうなったのか気になります。「いきなり自宅におひな様が届いたので、その場で受け取らず、配送先を義父母の家に変更しました」。結局のところ、義父母のもとに“送り返す”ことになったそうです。

　マンション住まいの住環境など、いろいろと事情があるとのこと。「自宅は4LDKのマンションです。スペースに関しては、工夫すれば置けなくもないですが、現在第二子妊娠中で、夫の手を借りたとしても7段のおひな様を組み立てるのは困難だと思いました。また、年内に海外移住が決まっています。なるべく荷物を減らすために断捨離中なので、とてもじゃないですが7段のおひな様は持っていけないと判断しました。妊娠中であること、海外移住に関しては義父母にも伝達済みなのに理解不能です（笑）」と教えてくれました。

　よかれと思っての“善意のすれ違い”。人間関係の面で、なかなか難しい問題です。

「普段から（義父母との）関係は良好ではありません。初めは、待望の初孫でとにかく何かしてあげたい！　面倒を見たい！　という善意からの始まりでしたが、昔の育児方法や古い価値観などを押し付けられるのがプレッシャーになり、なるべく関わりすぎないように心がけていました。そういった善意を受け取ってもらえないのが気に食わないのか、最近ではこちらのやることなすことに文句ばかりです。

『体調も万全でないのでうちには置けません。引っ越しの準備もあるし。買う前に相談してほしかった』とストレートに伝えました。

　義母は大激怒で『こんなに大きい荷物を返送してくるな！　早く取りに来い！』と言っていました。自分でも邪魔に感じる荷物を勝手に送るなと思いました（笑）

　義父も『うちには必要ないものなので引き取ってほしい』と言っていました」

　冷静に話し合い、少しでも事態が解消に向かうことを願うばかりです。