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「あれ? 忘れていないかな?」 オーストラリア人が日本で衝撃 滞在中に何度も驚いてしまった場面とは
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2024年に日本を訪れた外国人は年間3600万人を超え、過去最高を記録しています。治安の良さや日本政府によるビザ発給の緩和といった取り組みなど、訪日外国人が増加している要因はさまざま。オーストラリアからやってきた女性は、滞在中に驚いた瞬間があったそう。訪日外国人が増えている要因のひとつとも言える、その瞬間とはいったい。
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子どものお祝いに、二十数年ぶりの再訪
オーストラリア最大の都市・シドニーから日本へやってきたグレースさん親子。母のグレースさんにとっては二十数年ぶりの訪日で、子どもたちのサラさんとジョシュさんにとっては初めての日本です。
「訪日のきっかけは、息子のジョシュが大きな試験を終えたので、そのお祝いです」
今回の旅は3週間の予定で、広島からスタート。新幹線を乗り継いで、大阪や京都などを回り、最後の1週間は東京に滞在するそうです。
幼い頃から日本のカルチャーが好きだったというジョシュさんは、「アニメも好きですが、伝統や歴史を感じられる日本ならではの場所に行きたかったんです」と、広島や京都をめぐることができて感動したそう。娘のサラさんも「細い道もたくさんあって、車と人がうまく共存している街並みも興味深かったです」と、京都の街が気にいったようです。
母国・オーストラリアと比べて驚愕
シドニー五輪が開催された2000年頃から、オーストラリアでは著しい物価の上昇が起きていると感じているというグレースさん。そのため、日本滞在中に何度も驚いたことがあったそうです。
それは、食事や移動での支払いの場面でした。
「オーストラリアにいると、飲んでも食べても移動しても何もかもが高いんです。日本では支払いのときに『あれ? 3人だけど1人分のお勘定忘れていないかな? 計算間違っていないかな?』とよく感じます。オーストラリアだと、同じくらい食べて1.5倍から2倍の値段がするんです」
物価の違いや、現在も続いている円安を肌で感じたグレースさん。残りの滞在でも親子でたくさんの思い出を作って、忘れられないお祝いの旅になるといいですね。
(Hint-Pot編集部)