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「ウルグアイなら持っていかれますよ」 日本の治安の良さを大絶賛 ウルグアイ人が驚いた光景とは
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日本は世界的に見ても、治安が良い国といわれています。日本へ来て、それを実感する外国人観光客は少なくありません。東京観光を楽しんでいたウルグアイ人一家は、滞在中に母国との違いを見つけて驚いたそう。いったい、どんなことがあったのでしょうか。
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結婚25周年記念に家族で訪日
家族4人で、南米・ウルグアイからやってきたヘラルドさん一家。ヘラルドさんと妻のエスティラさんの結婚25周年を記念して、息子のサンティアゴさん、娘のパウリーナさんも一緒に訪日しました。
ヘラルドさんは過去に2回の訪日経験がありますが、ほかの3人にとっては初めての日本。13日間の滞在を予定していて、東京、大阪、京都をめぐります。
東京では、浅草や秋葉原、渋谷を散策。ほかにも、東京タワー、東京ドーム、後楽園、チームラボなどさまざまな場所に足を運び、観光を楽しみました。
そんなななか、ヘラルドさんには、母国との違いを感じて衝撃を受けたことがあるそう。それは、路上に駐輪された自転車でした。
「自転車が、そのまま置かれていることにびっくりしました。カギがかけられていたとしても、ウルグアイなら車体ごと持っていかれますよ。日本が安全な証拠だと思って見ていました」
カギかかかっているとはいえ、自転車が路上に停められている日本の光景は、ヘラルドさんにとって異常なことと映ったようです。
また、パウリーナさんは夜の東京の街や地下鉄で、母国にはない安心感を覚えたといいます。
「夜遅くにメトロに乗っていても安全だと感じるし、夜にひとりで外を歩いている人も多い。そういうところでもウルグアイとの違いを感じます」
国際的なシンクタンク、経済平和研究所(IEP)が発表した「世界平和度指数(GPI)2024年版」で、日本は「社会の安全と治安(Societal Safety and Security)」カテゴリーにおいて世界7位に選ばれています。ヘラルドさんたちは、実際に街を歩いたことで日本の治安の良さを肌で感じたようです。
これから向かう関西では、日本の伝統や文化に触れるのを楽しみにしているというヘラルドさん一家。残りの滞在でも、母国との違いを見つけながら旅を満喫してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)