どうぶつ
「春までもう見つからないと思ったよ」 柴犬が失くしたお気に入りのおもちゃ 大雪の中から発見した”救世主”に称賛の声
公開日: / 更新日:
雪の中でおもちゃをなくして諦めていたおみつくん

雪の中でおもちゃをなくしてしまったのは、柴犬で5歳の男の子の「おみつ」くん。それを見つけたのは、ウルフドッグで4歳の女の子の「ディオネ」ちゃんです。
2匹が暮らす地域には、冬の時期にたくさんの雪が降り積もるそう。そんなときでも、仲良く自宅のドッグランを元気に走り回っているといいます。
ある日、ドッグランで楽しく遊んでいたおみつくんは、お気に入りのお団子のおもちゃを紛失。必死に探しますが、早々に諦めモードに。さらに積雪や、事態を知らない配偶者さんがドッグランの雪かきをしたことで、おもちゃの捜索は困難になってしまいました。
そこで、鋭い嗅覚を持つディオネちゃんがおもちゃを探すことに。すると、雪の中からおもちゃを発見!
無事に見つかり、飼い主さんは大喜び。おみつくんも感謝しているかと思いきや、「まったく感謝の気持ちはないと思います。おそらく、ディオネが見つけてくれたとは認識していないはずです」と笑います。
その後、おみつくんは見つけてもらったおもちゃで遊び続けたそう。きっと、心の中ではディオネちゃんに感謝していたでしょう。
“兄”のおみつくんをいつも優しく見守るディオネちゃん

以前にも、ディオネちゃんが、おみつくんの宝物のひとつである食品用ラップの芯を雪の中から探し出したことがありました。飼い主さんによると、ディオネちゃんはおもちゃの名前と形を理解していて、「○○を探して!」と伝えると、一生懸命に探してくれるそう。
「ディオネは、自分より体が小さくて虚弱体質の“兄”である先住犬のおみつのことを、ずっと見守っているような感じです。自分より力も体も弱いことを理解していますが、上下関係はしっかりと守り、おみつに逆らったこともありません。ディオネの性格はもともと持っている個性で、私がその部分をしつけたわけではありません」
頼りになるディオネちゃんと、マイペースなおみつくん。ちょうどいいバランスを保ちながら過ごす2匹の日常は、飼い主さんのインスタグラムアカウント(mi_di_0815)でも見ることができますよ。
○取材協力:LISA(@mi_di_0815)さん
(Hint-Pot編集部)