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「アメリカはインフレがすごすぎる」 日本人ママが7万円の電気代に驚愕 約4600円の夕飯の内容とは
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物価高騰が止まらず、家計を直撃しています。日本は世界的に見て、比較的緩やかに上昇していると言われますが、アメリカではどうなのでしょうか? 国際結婚をしてアメリカへ移住し、海外生活が23年になるシノブさん。自身のYouTubeチャンネル「Brasians」では、3人の子どもたちと一緒に、アメリカ南部での日常を発信しています。しのぶさんはスーパーマーケットへ買い物に行った様子や、夕飯の調理風景を公開。アメリカの光熱費や食費を明かし、驚きの声が上がっています。
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週の中で一番忙しい日の夕食づくり
一週間の中で木曜日は、一番忙しい日だというしのぶさん。お気に入りのスーパー(トレーダー・ジョーズ)で買い物をしたあと、長男ショーンくんのバスケットボールの試合を見に行くため、45分で夕食づくりを行うことを宣言しました。
マカロニのコロッケをオーブンで焼いたり、調理中につまむための枝豆の和え物を用意したりと、手際よく調理を進めます。本日のメインディッシュ・ティッカマサラカレーを作るためにチキンを取り出すと、「(チキンが)5個入りで9.9ドル(約1500円)。上がったよね!?」と価格の高騰に驚きを隠せません。
「アメリカはインフレがすごすぎる」と嘆くしのぶさん。真夏のエアコン代は以前だと300ドル(約4万6000円)だったそう。当時から高いと感じていたといいますが、「今年の夏は500ドル(約7万6000円)越えですよ!? 電気代で!」と強い口調で驚きを表現します。
さらに、しのぶさんが驚いたのは、外食費の高さだといいます。そのため、外食は避けて、できるだけ家で料理をしているというしのぶさん。チキンに合わせるカレーの素ひとつをとっても、少しでも安いほうを選ぶなど節約をしているようです。
「チップ込みで考えると稼ぎは悪くない」
45分ぎりぎりで調理を終えたしのぶさん。野菜たっぷりの4品が食卓に並びます。この日の材料費は全部で30ドル(4600円)ほど。1人前は6ドル(約900円)です。
その後、夕食をとる次女・アシュリーちゃんとアルバイトの話になりました。この日は「(チップで)20ドル稼いだよ」と報告するアシュリーちゃん。
アルバイトの時給は、テキサス州の最低賃金である7.4ドル(約1100円)ですが、「チップ込みで考えると稼ぎは悪くない」ようで、繁忙期の夏はチップだけで60ドル(約9100円)ほど稼げるといいます。
アメリカ人のリアルな経済事情が伝わってくる今回の動画。コメント欄には「どこのお国も 物価高ですなぁ……」「こういうシリーズ大好きです」「お仕事して、家のことして、帰ってきたと思ったらバスケの試合だなんて! しのぶさんすごいですね!」「東京の最低賃金1163円と変わらないのにびっくり!! チップがあるとはいえ……」などの声が寄せられています。
※1ドル=151円で換算(撮影時)。
(Hint-Pot編集部)