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「俺のお金だから」 息子におもちゃを買い与える実父に悩む女性 人気タレントのアドバイスとは
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子どもがものを大切にできるよう、しつけるのは親の役目。いくら欲しがっているとはいえ、簡単になんでも買い与えるのは考えものです。YouTubeチャンネル「ハロー!ミキティ」で、チャンネル視聴者の悩みに答える「ミキティ人生相談」が大人気のタレント・藤本美貴さん。6歳の息子が、祖父である相談者さんの実父に会うたびに、おもちゃを買ってもらうことに悩んでいる女性からの相談に寄り添いました。ただ、今回は藤本さんにも解決しづらい問題だったようです。
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息子はものへの執着やありがたみもない状態に
藤本さんに相談したのは、30代の女性。6歳の息子と生後3月の子どもを持つ母親で、実父に対してある悩みを抱えていました。それは、息子と会うたびに、おもちゃを買い与えること。
父は片道3時間ほどの距離に住んでいて、週末、お互いに用事がないときに会いに行くそう。頻度は毎週だったり1か月空いたりとさまざまですが、そのたびに息子と遊びに出かけ、必ずおもちゃを買って帰ってくるといいます。
おもちゃも大きなものばかりで置き場がなくなり、使わなくなったものは父の家に戻したという相談者さん。これ以上何も買わないでほしいと言っても父の態度は変わらず、母が代わりに伝えても、「俺のお金だから」と聞く耳を持たないといいます。
言えば何でも買ってもらえることに、息子はものに対する執着もありがたみもわからない状況になっているといい、「どうしたら良いでしょうか?」と藤本さんにアドバイスを求めました。
孫におもちゃを買ってあげたい祖父の優しい気持ちを理解
「じいじも買いたいから、かわいそうっちゃかわいそうだよね」と、孫を思う祖父の優しさに寄り添う藤本さん。ただ、置く場所に困ったものに関しては、「こっちで勝手にやりますね」と伝えてみてはとアドバイスします。
3人の子どもを育てる藤本さんですが、自身はあまりこのような経験はないそう。また近年、欲しいものがインターネットで簡単に買えることに触れ、「お金が減っていく感覚とかもなくなっているなと思うと難しい」と、子どもにものやお金の大切さを理解してもらう機会が減っていると指摘します。
藤本さんは、今後のためにも、父には貯金をしてもらったほうがいいと提案。また、子どもにも、お金が減っている感覚を味わってもらうことが重要だと話しました。
コメント欄には「じいじのおもちゃ問題、うちの祖父も小さいときはそうでした」「ミキティはじいじの気持ちや役割も考えられて、ほんと参考になる」といった声のほか、「物のプレゼントよりも、体験をプレゼントするのはいかがでしょうか」「ちょっとしたお菓子とか絵本とかがいいかな……と思う」などの声も寄せられました。
(Hint-Pot編集部)