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「比べものにならない」 オーストラリア人が本場の味に大感激 母国では冷凍しか食べたことがなかった、意外な日本の食べ物とは
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世界を魅了している日本の食べ物。近年は海外でも、日本の食べ物を取り扱う店が増えています。初めて日本を訪れたオーストラリア人親子には、本場・日本で食べて感激したものがありました。母国でも食べたことがあるそうですが、その食べ物とはいったいなんだったのでしょうか。
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築地場外市場で本場の日本食を堪能
オーストラリア最大の都市・シドニーからやって来た母のジョディさんと娘のエレンさん。ふたりとも日本へ来るのは、今回が初めてといいます。2週間滞在し、東京を観光したあと、長野県白馬村にスキーに行く予定です。
すでに東京観光をしっかり楽しんだ様子のふたり。400以上もの食の専門店が軒を連ねる訪日外国人にも人気のスポット、築地場外市場にも訪れました。
ここでエレンさんには、言葉が見つからないほど感動した日本の食べ物があったそうです。興奮した様子で教えてくれたのは、日本のスイーツ「大福」。
「さっきそこで大福を食べたんです。すごくおいしくて……! 私は抹茶が大好きなので、抹茶味にしました。オーストラリアのスーパーマーケットに行けば、大福が売っているんですが、凍っているやつだし……。日本で食べたもののように出来立てじゃなくてすべて冷凍なので、比べ物にならないです」
モチモチの求肥にたっぷりの甘い餡をつめた大福は、日本を代表する和スイーツ。水分が多く日持ちがしない生菓子のため、日本でも鮮度を気にするお菓子です。和菓子職人がいない海外では最初から冷凍して販売されているのですね。

近年では、イチゴ大福をはじめとする果物を使った大福も、日本人だけでなく訪日外国人から人気があります。
「ここまでおいしくない」 母が感激した麺類とは
実は、母のジョディさんにも、母国とのクオリティの差に衝撃を受けた日本食があったそうです。それは、日本を代表する麺料理・うどんとラーメン。
「うどんとラーメンは、オーストラリアの日本食レストランに行けば食べられますが、ここまでおいしくないです。日本のうどんは麺にすごく歯ごたえを感じました」
日本にやって来たからこそ味わえる本場の日本食のおいしさを噛みしめたふたり。引き続きいろいろな日本食を味わってほしいですね。
(Hint-Pot編集部)