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「非常時に愛犬の足を一時的に保護する方法」 警視庁のアイデアに称賛の声 「めちゃくちゃ知りたかったことだ」
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地震などの災害時に備え、犬用の靴を準備している人もいるでしょう。しかし、靴が苦手で動かなくなってしまったり、すぐに脱いでしまったりするという場合も。防災や日常に役立つ情報を発信している警視庁警備部災害対策課は、公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)で犬用靴の代わりになるアイデアを紹介。愛犬の足を一時的に守れると、多くの反響を集めています。
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「災害時どうしようって思ってた…」
同課は「非常時に愛犬の足を一時的に保護する方法として弾性包帯を使った犬用靴の代わりになる方法をご紹介します」と投稿。画像を添えて、解説しています。
まずは、犬の足元が写った写真です。弾性包帯を巻く向きを矢印で示し、「きつくならないように巻いていきます」と説明。手描きのイラストも添えられており、足ごとに2本の弾性包帯を使う手順を図解しています。
【犬用靴の代わりになる弾性包帯の巻き方】
1. 適当な長さに切った包帯を縦に置き、その上に犬の足を置く。足の形に添うように前後を折り、包んで留める
2. 適当な長さに切った包帯を横に置き、中央に1を巻いた犬の足を置く。左右から交互に包んで留める
実際に担当者さんの愛犬で試したところ、「巻いても嫌がることなく歩いてくれました」とのこと。この投稿が公開されると、1.8万件もの“いいね”が集まりました。
リプライ(返信)や引用リポストには「地震のあととかは割れたガラスやがれきで犬もけがしかねないですもんね。参考にさせていただきます!」「大型犬で非常時に抱っこして連れて行く……が困難なので大変参考になりました!」「これ、めちゃくちゃ知りたかったことだ。災害時どうしようって思ってたんだよなあ。とても助かる」などの声が寄せられています。
包帯の太さと犬の足の形によっては、うまくフィットしないこともあるでしょう。災害時用の犬用靴とともに、日頃から試しておくと安心ですね。
包帯を犬の足に巻き続けていると、蒸れてトラブルになる場合があります。また、包帯を巻いた足は滑りやすいため、思わぬ力がかかり骨や関節を痛めてしまう可能性も。あくまでも、非常時の対処法のひとつとして覚えておくといいでしょう。
(Hint-Pot編集部)