どうぶつ
犬の散歩に必須のリード それでも「つけなくていい」と考える人の理由は?
公開日: / 更新日:
犬のお散歩につきもののグッズといえば、体につなぐリード。かわいい愛犬のために似合うリードを一生懸命選んだ、という飼い主さんも多いでしょう。リードなしの場合は犬が原因となる事故の発生も懸念されるため、多くの地方自治体がリード使用を条例で定めています。しかし、民間企業が行った調査によると、犬を飼っていない人のごく一部が「リード不要」と考えていることが分かりました。その理由とは一体?
◇ ◇ ◇
散歩の犬にリードは「つけるべき」が圧倒的多数
株式会社Wizleapは2021年1月、ペットのお金と健康相談サービス「MOFFME」のリリースに際し、ペットに関する調査を実施しました。回答者は10代から高齢者までの男女1095人(女性74%・男性26%)で、このうち犬を飼育していない人は73%。調査結果は「犬の散歩を見かけた歩行者」の気持ちも反映されたものと言えるでしょう。
まず、散歩中にリードをつけない飼い主について尋ねる設問では、やはり「つけるべき」(87%)が最多に。次いで「人通りの少ない場所・時間帯であれば付けなくてもいい」(12%)、「リードをつけなくてもいい」(1%)と続きました。この回答をさらに「犬を飼っている人」と「飼っていない人」で分けた結果が以下となります。
【犬を飼っている人】
「つけるべき」91%
「人通りの少ない場所・時間帯であれば付けなくてもいい」9%
「つけなくてもいい」0%
【犬を飼っていない人】
「つけるべき」86%
「人通りの少ない場所・時間帯であれば付けなくてもいい」13%
「つけなくてもいい」1%
犬を飼っている人にとってリードは“絶対”のため、「つけなくてもいい」は0%に。一方、飼っていない人では1%でした。また、居住地域の地方自治体が「リードなしを禁止しているかどうか」知っているかを問う設問も見てみましょう。
【犬を飼っている人】
「知っている」28%
「知らない」72%
【犬を飼っていない人】
「知っている」15%
「知らない」85%
犬を飼っている人といない人で「知っている」割合が大きく違わない結果に。知らずに守っている飼い主さんが多い背景には、先に一般常識やマナーとして浸透した状況も考えられますね。