動物・レジャー

愛犬を乗せた車にまさかのアクシデント 高速道路上での“恐怖体験”と猛省したこと

著者:和栗 恵

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フリー状態にして犬を乗車させたり、窓から顔を出して走行していると道路交通法違反になることも(写真はイメージ)【写真:写真AC】
フリー状態にして犬を乗車させたり、窓から顔を出して走行していると道路交通法違反になることも(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 コロナ禍でペット人気が高まり、身の周りで愛犬家の増加を感じている人も多いでしょう。愛犬を車に乗せ、近場でも人混みがない自然の中へ……という休日の過ごし方もあるようです。しかし、道中で万が一アクシデントが発生したら。愛犬を連れた車での外出時、筆者がリアルに直面した“恐怖体験”と猛省した一部始終をお届けします。人間だけではない“備え”を心がけていますか?

 ◇ ◇ ◇

油断大敵 車に愛犬を乗せているとアクシデントが…!

 愛犬を伴い、夫が運転する車で出かけた時のこと。私は助手席に、愛犬は犬用のドライブシートを敷いた後部座席に乗っていました。

 高速道路上をのんびりと走っていると車に異変が。不思議な音がし、ガタガタと揺れるようになったのです。「安全なところで一回、車を停めるね」と、夫は路肩が広い場所まで車を走らせ、車を路側帯に停めました。他の車に気を付けながら確認すると、左後輪のタイヤが何とバーストしていたのです。

 運転歴30年の夫は、これまでにバーストを経験したことがないとのこと。「やれることをやらねば!」と、まずは国土交通省の緊急ダイヤルへ連絡しました。この緊急ダイヤルは、全国どこからでも「#9910」でつながるもの。道路で事故や落下物などの緊急事態に見舞われた、または目撃した際に使用します。

 夫が電話をかけると、自動音声ガイダンスを経て担当者につながりました。高速道路上でバーストしてしまい自走できそうにないことと、停車している位置を伝えました。ちょうど目の前にキロメートル地点を示すポストがあったので、伝えた位置は正確です。すると、担当者は慣れたもの。「レッカー車を呼んでできるだけ速やかに移動をしてほしい」との返答でした。

 続いての連絡は、車のサポートサービスへ。夫はメーカーのサポートサービスに加入しており、緊急時に対応してもらうことができます。ちなみに、こうしたサービスに加入されていない方は、ご自身が加入している保険のサービスを使うか、自身でレッカーを呼ぶ必要があるでしょう。

 そうして、1時間ほどでレッカー車を手配していただけることになりました。しかし、ホッとしたのもつかの間、サポートサービスから同行者の有無を聞かれた夫が「私と妻の2人です」と答えたため、慌てて夫に伝えました。

「犬! 犬もいるよ!」

緊急時はしっかりと「備え」がないと、犬猫はネックに…!

「すみません、人間2名、犬1匹です」

 夫が訂正すると、どうやらサポートの方が焦り始めた気配。そして、こう聞かれたのです。

「わんちゃんの犬種は何ですか? ケージやキャリーバッグのようなものはお持ちでいらっしゃいますか?」

 ここで、夫は言葉に詰まりました。我が家では愛犬を後部座席に乗せるため、ケージやキャリーバッグを持参していなかったのです。正直にその旨を告げると、「そうなると……ちょっと手配にお時間がかかることになります」とのこと。

 どうやら犬や猫といったペットはアレルギーの問題があるため、レッカー車やタクシー、レンタカーなどの移動手段を手配する際、敬遠されてしまうこともあるというのです。そのため、調整に時間がかかり、長い場合は3時間以上も待つことになるかもしれないとのこと。

 路側帯に車を停めているとはいえ、決して十分な広さではありません。高速道路ですから、大型トラックも結構なスピードで脇を走っています。この状態はまさに恐怖体験。さすがにこのままでは不安なので友人に連絡し、すぐ近くのサービスエリアまで迎えに来てもらうようお願いしました。

 そこでサポートから再度連絡があり、レッカー車だけは手配できたとのこと。私たちは恐縮しながら、最寄りのサービスエリアまでで乗せて行ってほしいこと、そこから先は友人に頼んだのでお手数をかけずに済むことを伝えました。