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親にワクチンを打ってもらえず…20代女性が自費接種した理由にネット感動「とても立派」「偉すぎます」
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さまざまな病気の予防に効果的なワクチン接種。生まれたての赤ちゃんが生後半年までの間に受ける予防接種の回数は、15回以上にも上ります。法律で努力義務が定められ無償で受けられる定期接種や任意接種など、種類はさまざまですが、すべてのワクチンを漏れなく接種するのは一苦労なもの。子どものころに親からワクチンを打ってもらえず、大人になってから自費で接種したことを報告した女性の投稿が、ネット上で話題を呼んでいます。投稿者の20代女性に詳しい話を聞きました。
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約6万円の自費をかけ、はしか、水疱瘡、おたふくかぜのワクチンを接種
「子どもの頃親にワクチン打ってもらえなかった私ですが、自費ではしか、水疱瘡、おたふくのワクチンは接種完了 59,200円…誰か褒めて~~笑笑 来年には赤ちゃん産みたいので、他の必須ワクチンも頑張って打つぞ」
今月26日、予防接種の記録が記された自身の母子手帳を公開した女性の投稿は、4000件を超えるリポスト、10万件もの“いいね”を集めるなど話題に。「えらい…えらすぎます…!!」「約6万かけて免疫を獲得するなんて偉すぎます」「素敵な自己投資だと思います」「今までよくぞご無事で とても立派です」「公衆衛生への貢献まで本当にありがとうございます」「立派なおかあさんになると思います」など、絶賛の声が相次いでいます。中には、同じくワクチン未接種の人からの「子供達のために今からでも打つ決断できました!」との声も上がっています。
すでに結婚しており、来年には子どもを考えているという投稿者。会社で無料の子宮頚がんワクチンを受けた際、初めて自分の母子手帳を見てその白紙ぶりに絶句、妊娠する前に免疫をつけることを決意したといいます。
「両親、姉3人、兄1人と私を含めた7人家族5人きょうだいの末っ子です。特に親が反ワクチン主義というわけではなく、未接種の理由は、5人目ということもあって両親の慣れと怠慢が原因だと思います。姉たちとは歳が離れており、姉は小学校ではしかのワクチン接種は受けてたみたいですが、私のときはなかったと思います」
投稿の反響は大きく、称賛の声が多数寄せられた一方で、一部からは否定的な意見も浴びせられたそう。
「人にはそれぞれの考えがあるから仕方ないのかなと思います。私は自分自身の為、そして今後生まれてくる子どもの為にワクチンを接種することに決めました。この選択が正しいのかはその時が来ないとわかりませんが、後悔は1ミリもしていません」と投稿者。一連の投稿を振り返り、「ワクチン未接種が子どもの未来にどんな影響をもたらすか、未接種のまま大人になった人や、今現在子どもにワクチンを打たせてない親などに、幅広く知ってもらえることを願います」と話しています。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)