どうぶつ
「最終的にお前のせい、みたいな雰囲気出されました」 大惨事に震えながら助けを求めた子ねこ 「ねこすぎる」と話題に
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人懐っこいほたてくん 気持ちが表情に出やすい一面も

思わぬハプニングを起こしてしまったのは、元保護ねこで推定6か月の「ほたて」くんです。手が白くて大きく、まるでホタテのようだったことと、飼い主さんの好きな食べ物がホタテということから名付けられました。
かねてから、ねことの暮らしに憧れていたという飼い主さん。引っ越しの準備をしていたとき、知り合いから「母ねこを亡くして取り残されたきょうだいねこがいる」との連絡がありました。そこで出会ったのがほたてくんです。
「私のほうに寄ってきて、必死に鳴いていたので『この子だ!』と思いました。その後、2週間待ってもらい、引っ越しの準備が完了してからお迎えしました」
こうして、飼い主さん家族の一員になったほたてくん。おっとりとしていて、人間が大好きだそう。また、表情豊かで、気持ちがわかりやすい一面もあるといいます。
いつもは飼い主さんにべったり甘えるほたてくん

話題の一枚が撮影される前、ほたてくんはダイニングテーブルに向かってジャンプするも、着地に失敗。その衝撃で、キッチンのカウンターから水筒が落下してしまいました。その音に驚いて、ほたてくんは勢い良く逃げていったそう。
すると、そばにあった食洗機が少し揺れ、上に置いてあったスープの素の容器がダイニングテーブルへ落ちてしまいました。そのはずみで容器のフタがはずれ、中身がこぼれるという悲惨な状況に……。
さまざまな不運が重なり、ほたてくんはびっくりしたと同時にしばらく落ち込み、部屋の隅で丸まっていたそう。しかし、しばらくするとけろっとした様子で遊び始めました。
飼い主さんが「反省してますか?」と問いかけたところ、「にゃあぁー」と鳴いたり、目をそらしたりしていたほたてくん。「たまにそういう鳴き方をするのですが、このときも『僕は悪くないし、飼い主もしつこい! 全部飼い主が悪い!』って言っていたと思います(笑)」と飼い主さんは振り返ります。
あまりの出来事に、飼い主さんも思わず驚いた声を出してしまったそう。それを聞いたほたてくんは、飼い主さんの配偶者さんに助けを求めました。
「基本的に、ほたてはいつも私にいい顔をします。あのときは、私の声にびっくりしたのかもしれません。旦那は甘やかして怒らないので、逆にほたてからいつも友達のような扱いを受けています。言うこともあまり聞いてもらえないですね。ほたては私に怒られるのが嫌なようで、たまにいたずらをする前に、怒られるか怒られないか私の顔色をうかがってきます」
ねこらしく、自由で甘え上手な一面もある一方、立ち回り方をしっかり理解しているほたてくん。幸せな日常の様子は、飼い主さんのインスタグラムアカウント(hotapotate)でも見ることができますよ。
○取材協力:ほたてくん(@hotanyan)さん
(Hint-Pot編集部)