かわいい愛猫の日常を写真で撮りたい。なのに、カメラを嫌がってしまうなんてお悩みを抱えている飼い主さんは多いのではないでしょうか。自由気ままなねこさんも多い中で、こちらの意図が「分かっている？」と思ってしまうほど、完璧なポーズを取るねこが話題になっています。飼い主のめんちまる（@iamMenmaaaaaaaa）さんに話を伺いました。

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「体が小さすぎ」の理由で里親募集型施設へ　職員の言葉でお迎えを決意

「この子…絶対撮られ方分かってるよな…」

　飼い主さんが思わずそうこぼしてしまうほど、かわいい“モデル風”ショットを披露してくれたのは、三毛柄のマンチカン、「めんま」くん。1歳の男の子です。

　性格は、飼い主さんの後ろを常について回るほどの甘えん坊。飼い主さんが座ると膝に乗ってくるだけでなく、夜は必ず布団に入ってくるなど「べったり」なのだとか。また、何にでも興味津々で、いたずらばかりするやんちゃボーイでもあるそうです。

　そんなめんまくんとの出逢いは、見学に行った里親募集型施設にて。職員の方からめんまくんを紹介されると、初対面にもかかわらずのどをゴロゴロ鳴らしながら抱きついてきたといいます。

　ただ、こうした運命的にめぐり合えたのには驚きの理由が。めんまくんはブリーダーさんの元で産まれたため、本来はペットショップへ行き、そこで新しい家族にお迎えされるのを待つ予定でした。しかし「体が小さすぎた」という理由で、その保護施設へと来ることになったそうです。

　ねこを飼うのが今回初めての飼い主さんは、ペット産業の実情を聞いた時の気持ちを「正直、たったそれだけの理由で弾かれちゃうんだ……と驚き、かわいそうだなと思いました」と話します。しかし、そこで職員の方は「ペットショップに行ったからって（ねこが）幸せとは限らないですよ」と一言。その言葉を受け、飼い主さんはめんまくんを幸せにしようと決意。お迎えすることを決めました。

　小さかった体も今ではすっかり大きくなりました。その成長ぶりには獣医さんからもお墨付き。やんちゃなめんまくんは毎日、家の中を元気に走り回っているといいます。そして、そんなめんまくんの姿を見て「結局、今は逆に私たちがめんまに幸せにしてもらってます」と、飼い主さんは喜びいっぱいに語ります。

“あざとかわいい”姿にメロメロになる人が続出！

　運命的な出逢いを経て、深い絆で結ばれた飼い主さんとめんまくん。先述の通り、甘えん坊のめんまくんは、写真の撮影など動く気配がある度に「ごはん？　遊ぶ？　モフる？　何なに？」といった様子で飼い主さんの方を興味津々に見てくるのだとか。

　ただ動くのはどうも面倒なようで、その場からはじーっと目線で追うだけだといいます。そのため、カメラを向けると「ああ、また？」といった様子でレンズを見つめ、今回の写真のように首を傾げるのだそう。

　めんまくんにとってはもはや当たり前となった日常の一コマですが、首を傾けた“モデル風”写真がツイッターで公開されると大きな反響を呼びました。7000件を超える“いいね”が集まった他、リプライ欄には「ニタニタしすぎて、よだれ出そうです」「あざとかわいすぎる」「人間を虜にする方法を知ってますね！」「前世は俳優……子役、女優、モデル？」といったコメントが寄せられるなど、メロメロになる人が続出しました。

　飼い主さんはきっとこれからもかわいいめんまくんをたくさん撮影すると思います。でもどうか面倒くさがらず、モデルさん顔負けのキュートな姿をこれからもどんどん見せてね、めんまくん！

（Hint-Pot編集部）