カルチャー
「なんの問題もなかったです」 フランス人が日本食を絶賛 母国では食べたことがなかった「おいしいもの」とは
公開日: / 更新日:

世界各国から観光客が訪れる日本。歴史や自然はもちろん、食文化も大きな魅力のひとつです。フランスから来た一家は、日本のさまざまな料理を楽しみ、日本ならではの「食文化」にも挑戦。なかでも衝撃を受けたのは、母国では食べたことのないある食べ物でした。いったい、どんなものだったのでしょうか。
◇ ◇ ◇
広島や直島も訪問 日本を満喫した3週間
日本に数か月前から滞在している、フランス人のカスパーさん。現在は日本語を勉強中で、修了後は農家とボランティアをつなぐ「WWOOF(ウーフ)」を利用し、関西で農業やカフェの仕事を手伝う予定だといいます。
両親のマティルダさんとフランシスさんは、そんな息子を訪ね、3週間の日本旅を楽しみました。広島や直島、大阪、京都、そして東京を訪れたそうです。
日本の食文化を存分に堪能したという3人。日本食はヨーロッパでも食べたことがありましたが、日本でさまざまな料理を試すうちに意外な発見がありました。
「お好み焼きや和牛、焼き鳥など、どれもおいしかったです。ヨーロッパで日本食を食べるときは、刺身や寿司を選んでいるのですが、日本にはラーメンやうどん、そばなど温かい麺類の種類がたくさんあるんですね。寒い時期なのでそちらのほうが好きになりました。夫は和牛を気に入っていましたね」
また、抵抗がある外国人が多いという食べ物にも挑戦。母国では食べたことがなかったという、生卵です。
「あと生卵。調理していない卵を食べるのは初めてでしたが、おいしいものですね。なんの問題もなかったです」
卵の生食は世界的に見て、実はとても珍しい文化です。日本では、養鶏場での生産から流通するまで、衛生管理が実施されています。安心して食べられる質の高い日本の生卵は、世界的にも評価されており、海外への輸出も年々増加しているのだとか。
食文化の違いを体験することも、旅の醍醐味のひとつ。残りの滞在でも日本での食事を存分に楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)