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「食中毒になる事案があとを絶ちません」 野菜や山菜に間違えやすい有害植物 農水省が注意喚起
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春になると、山菜採りや家庭菜園を楽しむ人もいるでしょう。その際に気をつけたいのが、野菜や山菜とよく似た有毒植物です。誤って食べると最悪の場合、死に至ることも。農林水産省は公式X(ツイッター)アカウント(@MAFF_JAPAN)で、注意を呼びかけています。
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ニラとスイセン、ギョウジャニンニクとイヌサフランなどに注意
「野菜や山菜によく似た有毒植物を食べて食中毒になる事案が後を絶ちません」
同省はそんな書き出しで、有毒植物への注意を呼びかけました。今年発生した有毒植物による食中毒事例(速報値)によると、2025年1月21日にはスイセンで1名、2月8日にはグロリオサで1名となっています。
投稿に添えられたリーフレットでは、野菜・山菜に似た有毒植物が紹介されています。たとえば、ニラと間違えやすい有毒植物はスイセンです。「ニラの葉は特有の強い臭いがする。また、葉の断面を見ると、スイセンはV字型、ニラは平らになっている」といった見分け方のポイントがあります。
ほかにも、ギョウジャニンニクと間違えやすいイヌサフランや、山芋によく似たグロリオサの球根も写真付きで紹介。掲載されているのはあくまでも一例であるほか、「植物の特徴は品種や栽培・生育環境により異なります」としています。
食中毒を予防する方法として、確実に食べられるかわからないときは「採らない 食べない 売らない 人にあげない! の徹底をお願いします」と呼びかけました。
引用リポストには、「野生の植物や、庭に生えている植物には注意ですね」「畑の片隅に生えていたニラの近くでスイセンが混じっていたので、怖くて採らなかったの思い出した」「大切」などの声が寄せられています。
中毒症状はさまざまありますが、重症の場合は死亡することも。もし野草を食べて体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を受けてください。
(Hint-Pot編集部)