子どもは心が赴くまま、自由な発想で遊びます。しかし、まったく悪気のない遊びが、思いがけない惨状を生み出してしまうこともあるでしょう。X（ツイッター）では、小さな“巨匠”が作品を描く様子に注目が集まっています。投稿者のみんた（@minaco1001）さんに詳しいお話を伺いました。

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「場外乱闘」「ヤバイ」

「きょ、巨匠～!!」

　そんな悲鳴のようなひと言を添えて投稿された写真には、小さな男の子が写っています。床に座り込んで青いペンを手にし、とても集中した様子で絵を描いているようです。

　男の子の右側に画用紙らしきものが見えますが、作品は収まり切らなかった様子。きれいな青い線は床の上に盛大にはみ出し、男の子を取り囲むように描かれています。

　愛らしい“巨匠”の姿と繰り広げられている惨状に、3000件に迫る“いいね”が。リプライ（返信）には「あー」「わかりみ」「場外乱闘」「ヤバイ、床絵掃除大変ですね」「芸術が爆発しちゃったんだね」などの声が上がっています。

「どんどん脱線して大変なことに（笑）」

　あふれる才能を発揮していたのは、みんたさんの1歳の息子さんです。おっとりしていて、みんたさんはいつも癒やされているそう。集中して遊ぶタイプで、最近は音の鳴る本がお気に入りだといいます。

　投稿の写真を撮影した日は、あいにくの雨。「おうちにこもっていたので、何か楽しい遊びを……」と考えたみんたさんがお絵描きをさせると、息子さんは夢中になりました。

　ふと気づくと「最初は紙に描いていたのですが、どんどん脱線して大変なことに（笑）。ほかのママさんたちに“あるある”として共有しようと思い、撮影して投稿しました」というみんたさん。息子さんは撮られていることに気づかず、大作を描き続けていたと笑います。

　床がジョイントマットで、息子さんが使っていたのは水性のペンだったこともあり、みんたさんは「まぁいいか」と見守っていました。ただ、あとで落とそうとしてもなかなか落ちず、大慌てすることになったそう。「かなり時間をかけて拭いて、なんとか目立たなくなりました」と笑顔で振り返ります。

　注目を集めたことについて、みんたさんは「“巨匠”の作品（？）が思いがけずたくさんの人に見てもらえて、驚いています！　育児“あるある”なのかもしれませんね」と楽しんだようです。

　そんなみんたさんは、別アカウントの三田みん（@mitamin3333）で、育児漫画の投稿を始めたそう。「エブリデーかわいすぎる」という息子さんの様子が楽しめますよ。

（Hint-Pot編集部）