家族や親戚とのつきあい方、距離感はさまざま。元が他人だけに、義実家や親族の関係性に違和感を覚えることも多いでしょう。YouTubeチャンネル「ハロー！ミキティ」で、チャンネル視聴者の悩みに答える「ミキティ人生相談」が大人気のタレント・藤本美貴さん。頻繁にやりとりする義理の親族に悩んでいるという相談者でしたが、その気持ちを理解しきれず、スタッフからツッコミを入れられてしまいました。

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子どもの写真や動画　「拡散されてしまうのでは…」

　相談者は、子育て中の30代女性。夫の家族や親戚は仲が良く、昔からグループLINEで頻繁に近況報告しています。親族で集まっているときも、不在の人に状況を報告するなどスマートフォンを触っていて、「一緒にいる人たちに対して失礼だな」と感じているそう。

　それ以上に気になっているのは、勝手に子どもたちの写真や動画を共有されていることです。子どもの行事についてくる義姉が撮影していると、親戚に送られてしまうことを懸念。夫に対しても「拡散されてしまうのでは……」と感じ、子どもたちの写真や動画を共有するのを躊躇するといいます。

　義理の親族のやりとりを止めることはできませんが、夫にだけは変わってほしいと泣いて訴えた相談者さん。しかし、夫には伝わらないようで、自分が気にしすぎなのか悩み、アドバイスを求めました。

　藤本さんは、親戚で集まっているときも「携帯をずっと触って送っているっていうのは嫌」と、相談者さんに共感。ただ、あくまで親戚のやりとりであることから、「気にしすぎですよね」と感じたようです。

「何が嫌なんだろう。全然わからないかも私」

　子どもたちの写真や動画を送り合うことについて、「別にいいじゃん。送られて何が嫌なんだろう。全然わからないかも私」と、相談者さんの気持ちが理解できないことを正直に明かします。

　これが夫の友人など、完全に他人の場合は「なんで？」と思うという藤本さん。SNSなどに公開するならば確認は必要ですが、親族の間で楽しむだけであれば問題ないのでは……と話し、「拡散するの？」と疑問を呈しました。

　藤本さんは、親戚に子どもの成長を見てもらうのは「みんなで、かわいがってほしいなっていうだけだと思うんだよね」と見解を示します。また、普段から共有されているなら、年賀状などで「こんなに大きくなりました」と報告する手間が省けると、むしろメリットを感じるようです。

　こうした感覚に、スタッフは思わず「藤本さんに相談したのが間違いでした」とツッコミを炸裂。藤本さんも、その言葉に笑ってしまいます。

「そうだね。ちょっと寄り添えなかったな。まったくその気持ちが、わからなかったな」と、反省をにじませた藤本さん。嫌な人がいるとわかったことから、コメント欄で意見を交わしてほしいと言い、「コメント欄任せ」と笑顔で締めくくりました。

　この展開に、コメント欄では「私の旦那の親戚グループLINEもしょっちゅう動いていますが、仲良しだな～と思うだけです。子どもの写真を共有されていてもまったく気になりません！」といった、藤本さんに同意する声が。

　ただ、「義理の親戚間で子どもの写真を勝手に共有されるのは嫌です」「家族との距離感って、やっぱり自分の家族がベースになると思うので、仲の良さがその基準を上回りすぎて気持ち悪く感じちゃうのかなあって……」「悪気なくても拡散になってしまう場合があるのが難しいよね」などの声が多数、寄せられています。

（Hint-Pot編集部）