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「毎日食べたい!」 カナダ人の10歳女児が日本の食べ物に夢中 いつでも食べられるよう購入したものとは
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海外などの慣れない土地では、初めて食べる食材やメニューが少なくありません。初訪日のカナダ人一家のママは、子どもたちが母国で食べ慣れている「マクドナルドばかり食べている」と嘆いていました。しかし、唯一子どもが夢中になった日本食があったそう。そのために、あるものを購入して携帯しているようです。いったい、どんなアイテムなのでしょうか。
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ディズニー好きで日本旅行をチョイス 総勢8人での初訪日
カナダから日本を訪れているマリアンさん一家。お母さんの75歳の誕生日を記念し、4人の子どもたちや兄など、総勢8人での家族旅行です。
初めての日本は10日間の滞在予定。「ディズニーランドが好きで、日本のディズニーリゾートへ行ってみたくて、私が言い出しました。みんなも日本だったらって賛成してくれました」と話し、東京ディズニーランド、ディズニーシーに1日ずつ費やして、満喫しています。
食べ慣れないものは口にしない子どもたち 末っ子が人気メニューに夢中に
マリアンさんたちは、さまざまな日本食を堪能していますが、子どもたちにとって日本食は少し未知のものに映るよう。
「子どもたちは、10歳から17歳までの4人。みんな食べ慣れないものを口にしないお年頃なので、日本でもマクドナルドばかり食べていました。子どもたちにはマクドナルドでお腹を満たしてもらって、そのあと大人たちの食事につきあってもらう感じです(笑)」
苦笑いするマリアンさんですが、唯一、10歳の末っ子には気に入った日本食があるといいます。
「末っ子だけは餃子がすごく気に入って、『餃子とライスが毎日食べたい!』と言って、自分のお箸を買ったんです」
中華料理のひとつである餃子は、中国では水餃子や蒸し餃子が主流。焼き餃子は残った水餃子を温め直すための調理法で、日本のようにベーシックなものではありません。一方、日本では、焼き餃子がごはんのおかずとして主流に。日本人の好みに合わせて進化し、今では外国人からも人気を集めるグルメになりました。
「『ママが(お箸を)持ってて』と、毎日持ち歩かされています」と、娘さんはいつでも大好きな餃子を食べられるように、お箸を備えるほど夢中になっているようです。
日本滞在中に、ほかの3人の子どもたちも魅了されるような日本食に出合えるといいですね。
(Hint-Pot編集部)