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「姉が絶対買ってきてと言うから」 見つけたのはコンビニで…スウェーデンの女子学生がわざわざ買いに来たお菓子とは

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著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

スウェーデンの仲良し学生3人組が日本を満喫【写真:Hint-Pot編集部】
スウェーデンの仲良し学生3人組が日本を満喫【写真:Hint-Pot編集部】

 海外旅行に出かける際に、悩みでもあり楽しみでもあるのが、お土産。家族や友人から「これ買ってきて、お願い」と頼まれることもありますよね。スウェーデンから初めて日本に来て、観光を満喫した学生3人組。母国で写真を勉強する女子学生には、姉から懇願された“日本のお菓子”があるそうです。日本ではスーパーマーケットなどどこでも買える定番で、みんなでコンビニエンスストアで探して見つけたそうです。そんな“どうしても欲しい”日本土産とは。

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「私がオススメしたのよ!」

 スウェーデンの首都・ストックホルムから、初めての日本旅行。20代の仲良し男女学生3人組は、2週間半の滞在を心ゆくまで楽しんだそうです。ノーミーさんは「日本人は皆親切で、街中がきれいで、素晴らしい国だわ。気に入った場所は奥多摩エリア。私は自然が大好きなので、高く生える木々に小さな家が点在する風景に心引かれたわ」と笑顔。マリオさんは友人に会いに山梨を訪れたそうで、「北杜市に行ったことが印象に残ってるね」と振り返ります。

 羽田空港から帰路に就く最終日。屋外のベンチでくつろぎながら、日本滞在の最後の時間を過ごしています。ノーミーさんは「TOKYO」の文字がデザインされたキャップをかぶり、名残惜しそう。マリオさんはタリーズコーヒーのカップで一服しています。写真を学ぶコーディンさんは、浅草の伝統的な街並みや混み合う人通りを写真に収めた思い出に浸っていました。

 和の文化に魅了されたコーディンさんは、自分のお土産として、扇子と着物を購入。晴れ着姿はきっとお似合いですね。

 そして、母国で帰りを待つ姉から頼まれたあるものが。「なんだっけ、日本の甘いお菓子よ」。コーディンさんが思い出そうとしていると、ノーミーさんが「あれよ、スティック型のお菓子、『ポッキー』でしょう」と教えてくれました。

 江崎グリコの看板商品の1つで、日本が世界に誇るチョコレート菓子です。スウェーデンでも購入できるそうですが、販売店舗は少ないそう。今回コーディンさんは「姉が“絶対買ってきて”と言うから」と念押しされたとのことです。

 コーディンさんとノーミーさんは一緒になって、“ポッキー探し大作戦”。コンビニで見つけた味は「ストロベリーよ」。つぶつぶいちごポッキーをお土産に決めたそうです。友達のノーミーさんがいくつかのフレーバーを試してみて、「私がオススメしたのよ!」と推薦。お目当てのお菓子を見つけることができたコーディンさんは「きっと姉に喜んでもらえるわ」と声を弾ませます。ちなみに、セブンイレブンで買ったとのことで、コーディンさんは「日本のセブンイレブンには食料品がたくさん置いてあってびっくりしたわ。スウェーデンのセブンイレブンはコーヒーとホットドッグとチューインガムぐらいなのよ(笑)」と目を丸くしていました。

 どれだけ買ったのでしょうか? 「1箱だけよ」とコーディンさん。だいぶ控えめですね。お姉さんはもっとポッキーを欲しがらないのでしょうか。「姉も(日本に来て)自分で買うことができると思うわ」と笑顔で返します。お姉さんにとっての日本旅行は、ポッキーの夢も膨らみそうですね。

 日本で過ごした、かけがえのない青春時代の1ページ。社会人になっても何度でも、また日本を楽しんでほしいですね。

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)