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「シャイだからなのでしょうか?」 ニュージーランド人が気になった日本人の仕草とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ニュージーランドからやってきた(左から)ケイシーさんとディオンさんとハンターさん【写真:Hint-Pot編集部】
ニュージーランドからやってきた(左から)ケイシーさんとディオンさんとハンターさん【写真:Hint-Pot編集部】

 海外旅行へ行くと、文化や習慣の違いに気づくことがあるでしょう。ニュージーランドから初めて日本を訪れた男性3人組は、道行く日本人の振る舞いが、母国のものとあまりに違うことに驚きを覚えていました。いったい、どのような行動だったのでしょうか。

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ラグビーの縁で初訪日 長野でウィンタースポーツも

 ニュージーランドの南島から日本を訪れているケイシーさん、ディオンさん、ハンターさんの3人。ケイシーさんとハンターさんはアマチュアのラグビー選手で、ディオンさんはふたりのチームコーチです。

 昨年、日本のラグビーリーグワンで活躍する日本人選手が、3人が所属するチームにラグビー留学。その日本人選手に会うために、3人は初めて日本へやってきました。東京だけでなく、長野県白馬村まで足を延ばし、スキーも楽しむ予定です。

アイコンタクトが習慣化されているニュージーランド

 コーチと選手という関係の3人ですが、冗談を言い合ったり、ときにはディオンさんがふたりを注意したりと、家族に近い雰囲気です。そんな3人の目に、初めての日本はどのように映っているのでしょうか。

「シャイだからなのでしょうか? 日本人は歩いていて目が合っても、視線をそらしますよね。こうやって伏し目にしたり……」と、ハンターさんは実際に視線を落としてみせました。

「僕たちは道ですれ違うときに『ハイ!』とか『ハロー!』って、まったく知らない人たちでも誰彼かまわず声をかけるんです。もちろん、日本ほど人通りが多くないのもありますが……」とケイシーさんが続けます。

 欧米をはじめとした多くの国では、知らない人と目が合うと軽く声をかけたり、微笑んだりすることが一般的です。一方で、日本では見知らぬ人と目を合わせることは避けられる傾向があります。中国や韓国、ベトナムなどアジアの一部でも、日本と同様に視線をそらすことが礼儀とされる場面があるようです。

 日本人なら当たり前の仕草ですが、3人にとっては大きな文化の違いを感じる出来事だったようです。

 スキーやスノーボードといったウィンタースポーツだけでなく、長野では温泉にも入りたいと興味を示していた3人。日本の文化をたっぷりと体験して帰ってほしいですね。

(Hint-Pot編集部)