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遠距離恋愛8年で通話はたった30秒…アラフォー夫婦の恋愛事情にネット仰天「なぜゴールできたんだ」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

ひと昔前までは電話やメールでのやり取りが一般的だった遠距離恋愛(写真はイメージ)【写真:写真AC】
ひと昔前までは電話やメールでのやり取りが一般的だった遠距離恋愛(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 お互いが遠く離れた遠距離恋愛では、会えない時間の長さに比例して相手への思いが募るものです。現代ではLINEやzoomなど、無料のオンライン通話で離れていても相手と顔を合わせることができますが、ひと昔前までは電話やメールでのやり取りが一般的でした。8年にも及ぶ遠距離恋愛の末に結婚した夫婦の、交際中の通話時間がネット上で大きな話題を呼んでいます。8年間の合計通話時間は……たったの30秒!? 気になる当時の状況について、投稿者のエンジニアの猫(@neco_engineer)さんに詳しい話を聞きました。

 ◇ ◇ ◇

当時は携帯電話の定額通話プランなどがなく、通話料も高額だった

長女「パパたちって遠距離恋愛だったんでしょ?」
ワイ「高校卒業してからね」
長女「ステキ! 何年遠距離だったの?」
ワイ「8年くらい」
長女「ステキ! 電話とかしたの?」
ワイ「30秒くらいだけどね」
長女「ステキ! 短くても毎日話するのが大事なんだよね!」
ワイ「いや8年で30秒」
長女「」

 今月20日、長女の質問に応える形で独身時代の夫婦の関係についてつづった投稿は、3000件を超えるリポスト、10万件もの“いいね”を集めるなど話題に。投稿には「いや、それだけの会話で結婚までいけたのは、奇跡」「なぜゴールできたんだ……」「電話ではなく念話してたってマジですか?」「余計続いた秘訣を知りたくなるやつ」「逆に30秒で何を話したのですか?」「8年何してたのかほんとに気になる」など、驚きの声が相次いでいます。

 アラフォー夫婦と中学1年生の長女、小学4年生の次女の4人家族という投稿者。妻とは高校卒業後、8年に及ぶ遠距離恋愛の末に結婚に至ったといいます。一方で、8年間の通話時間はわずか30秒……。現代の感覚からすると信じられませんが、ガラケー時代の携帯電話は定額通話プランなどがなく、通話料も高額だったため、なかなか気軽に電話をかけることがなかったといいます。

「当時はLINEなどもなかったため、電子メールで連絡を取り合っていました。頻度は平均すると3日に1回くらい、連絡を取る日は数通やりとりするくらいでしたね。auユーザーだったのでなおさら送受信が遅く、放っておくと1週間音沙汰なしということもザラでした」と投稿者。お互い会っていた頻度については「白状すると、年に2回くらいです」と、定期的に愛を確かめ合っていたといいます。

 ちなみに、気になる30秒間の通話の内容については、「地元でデートしていて、お互いはぐれた際に緊急で電話したことが1回か2回あったくらいです」とのこと。一連の反響については「ちょっと意外でした。私と嫁が遠距離恋愛していた時期はまだ通話し放題プランなども出てなかったころだったので、私たちのようなカップルは割と多かったのかなと予想していたので。もしかしたら当時でもこんなに電話しないカップルは少数派だったのかもしれませんね」と話しています。

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)