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「掛け軸の前で、ベスポジでジャンプしてくれた」 元保護ねこの奇跡の一枚に称賛殺到 「これは国宝」
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まるで日本画の世界から飛び出してきたよう! 掛け軸の前でジャンプするねこが、X(ツイッター)で大きな注目を集めています。見事な姿を披露したのは、3歳の元保護ねこ。躍動感あふれる一枚が、3万件もの“いいね”を集めています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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まるで掛け軸から飛び出したかような一枚
金色の掛け軸の中央に、まるで舞い上がるようにジャンプするねこ。両手をクロスさせて、しなやかに体をひねる姿はなんとも美しく、芸術的です。
「掛け軸の前で、ベスポジでジャンプしてくれたジンくんに感謝!」
そんなコメントが添えられた投稿に、3万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「実写版鳥獣戯画のようですね。かっこいい!」「掛け軸とマッチしていて最高です」「鳥獣戯画 ねこ登場」「これは国宝ですにゃ」などの声が寄せられています。
掛け軸を背景に舞い上がるねこ

話題の一枚に写っていたのは、元保護ねこで3歳の男の子「ジン(仁)」くん。2022年2月に撮影されたものだそうで、ジンくんは当時、まだ生後9か月でした。
小野さんによると、撮影のきっかけは、ジンくんの模様が和柄のように見えたこと。「何か日本らしいものと一緒に撮影したい」と考え、職場で処分されそうになっていた掛け軸を背景に決めたそうです。金色を基調としており、まさに和の雰囲気を演出するのにぴったりでした。
「掛け軸は、縦には長いのですが、実は横幅30センチほどでかなり短いです。その中にきれいに収まり、なおかつ印象的なポーズになるようにジャンプしてもらうのが、けっこう大変だったと記憶しております」
撮影前後も、ジンくんは元気に飛び跳ねていたそう。一瞬のチャンスをとらえた、まさに奇跡の一枚ですね。
現在、3歳になったジンくんは、さらに体が大きくなり「今ではこの掛け軸の幅に収まらないサイズになってしまったので、あの当時しか撮れなかった貴重な写真です」とのこと。最近は“ひとり”でボールをドリブルして遊ぶのがお気に入りで、「もしかしたらねこ界の三笘薫になるかもしれません」と笑います。
見事なタイミングと感性が重なった、まさに芸術的な一枚。ジンくんのこれからの活躍にも注目です。
○取材協力:小野一俊(@kazutoshi_ono_)さん
(Hint-Pot編集部)