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「すごくリアル!!」「天才すぎる」 本物そっくりのミニチュアフードに10万“いいね” 驚きの声が続々
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小さくてかわいいのに、食品サンプルのように精巧! そんなミニチュアフードが近年、人気になっています。X(ツイッター)では、本物そっくりな海鮮丼のミニチュアフードが、10万件もの“いいね”を集めて話題に。絶賛の声が殺到しています。投稿者のこるは(@kasuga_maru)さんに詳しいお話を伺いました。
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「大きい手を粘土で作りましたのほうが現実味がある」の声も
丼いっぱいにネタが並んだ豪勢な海鮮丼。脂ののった大トロや、つやつやとしたいくら、生きが良さそうなエビなど、丼によっても内容が違うのも心憎いです。傍らには、漬物とお吸い物まで。
見ているだけでお腹が鳴りそうですが、実は本物ではありません。海鮮丼が置かれているのは、人間の手のひらの上。なんと直径5センチにも満たないミニチュアフードです。
「粘土で海鮮丼を作りました」とメッセージを添えた投稿には、なんと10万件もの“いいね”が。リプライ(返信)には、「すごくリアル!!」「すごい!! 一発でお腹減った(笑)。めっちゃ精巧にできていてすごいです」「天才すぎる」「大きい手を粘土で作りましたのほうが現実味がある」など、驚きの声がたくさん寄せられています。
おいしく見えるよう色のバランスにこだわった盛りつけがポイント

ミニチュア(フェイク)フードの制作を始めて、約15年になるというこるはさん。きっかけは、ドールハウスの小物として作り始めたことでした。
今では「見た方がちょっとだけ笑顔になり、そして懐かしい気持ちになるような、そんな小さいものを作っていけたら」との思いを込めて、作品作りに励んでいます。人気の作品は、魚や海産物のミニチュア。完成したものは、その都度Xやインスタグラムのアカウント(kasuga_maru)に投稿しています。
今回の海鮮丼の制作期間は2週間ほど。まずは丼を作って乾かし、色を塗ってからお刺身を作ってと、たくさんの工程をこなしていきます。なかでも一番難しかったのは、海鮮丼の盛りつけでした。
「自分にとって難しく、時間がかかるのが盛りつけです。おいしく見えるよう色のバランスを考えて並べています。海鮮丼は繊細な部分があるので、ストラップなどには加工せず、お盆に汁物と漬物を乗せて、オブジェとして楽しんでいただこうと思っています」
たくさん寄せられたリプライを読み、とても喜ばしい気持ちになったというこるはさん。
「印象的なリプライは、『おいしそう』、『海鮮丼食べたくなった』です。『粘土とは思えない』などといただくことが多いですね。このようなたくさんの反響をいただき、とてもとてもうれしく、これからの制作への励みにしたいと思います」
目を疑うほど、本物そっくりなこるはさんの作品。これからも新作が楽しみですね。
(Hint-Pot編集部)