愛犬が気持ち良さそうに眠る姿は、とても愛おしいもの。しかし、ときには思わず二度見してしまうような寝姿になることもあるようです。X（ツイッター）では、2段ベッドでまるで人間のように眠る柴犬が話題になっています。その姿は、帰省していた家族が驚いてしまうほど。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

　◇　◇　◇

柴犬の華麗な寝姿に反響

「帰省した姉が驚いてたいぬの寝姿がこちら」

　そんなコメントとともに投稿された写真には、人間用の2段ベッドの下段に横たわる柴犬が写っています。枕に頭をのせ、うっすらと目を開けて、ウトウトとしているようです。

　首から下に目を向けると、定規を当てたかのように背筋がぴんと伸びています。その寝姿は、まるで踊るバレリーナのようです。

　この投稿には3.7万件の“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「美しい……」「美脚……」「ぴーん！」「横空いてるよ？　感が半端ないですね」などの声が寄せられています。

「日常の風景」に帰省中のお姉さんは驚愕

　人間のような姿で寝ていたのは、柴犬の女の子で4歳の「さくら」ちゃん。素敵なお名前は、3月9日生まれの語呂合わせ。さらに、飼い主さんのごきょうだいのお名前が植物に由来していることから、「桜」にちなんでつけられました。

　普段のさくらちゃんは、ちょっぴり“ビビり”で甘えん坊。家族みんなが大好きですが、飼い主さんは「私は特別な存在」と自負しています。

　それもそのはず。さくらちゃんは、飼い主さんとベッドで寝るのが日課だそうで、枕を使うのもお手のものです。その姿に、久しぶりに帰省した飼い主さんのお姉さんは、とても驚いたといいます。

「あまりにも自然に枕を使って、まっすぐに寝ているので、人間が寝ているのかと思ったようです。私にとっては日常の風景なので『そうだよ、枕を上手に使うんだよ～』くらいしか返答できませんでした」

　堂々たる寝姿を披露したさくらちゃんですが、30分ほど経つと、ふと飼い主さんの姿が見えないことに気づきます。すると、お姉さんとのおしゃべりに夢中になり、なかなか戻ってこない飼い主さんを「ピーピー」と甘えた声で呼びに来たそうです。

　飼い主さんは、そんな愛らしいさくらちゃんをモデルにLINEスタンプ「柴犬さくらの表情豊かな一言スタンプ」を制作。日常のひと言に、さくらちゃんがかわいさを添えてくれますよ。

○取材協力：さくら@キツネ顔の豆柴（@sakura39mame）さん

（Hint-Pot編集部）