カルチャー
「何度も食べました」 外食単価8000円超えのノルウェー在住のイギリス人 日本でヘビロテしたものとは
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旅の楽しみのひとつは、その土地ならではのグルメを味わうこと。とくに日本を訪れる外国人観光客にとって、独自に発展したユニークなメニューの数々は、魅力的に映っているようです。イギリス人男性は、日本滞在中に「何度も食べました」と、ヘビロテした日本発祥の食べ物があったそう。いったい、どんな食べ物に夢中になったのでしょうか。
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「また来たかった」と2年ぶりの訪日 前回行けなかった観光地へ
2年ぶりに日本を訪れた、ノルウェー出身のアマンダさんとイギリス出身のジェイミーさん。ふたりとも、今はノルウェーに住んでいます。
「お寺や日本のポップカルチャーが好きで、また来たかったんです」と話すアマンダさん。今回は2週間の滞在で、前回行けなかった河口湖のほか、名古屋ではジブリパークに、姫路では姫路城を訪れ、行く先々の観光スポットを楽しんでいます。
また、日本グルメも堪能している様子。ノルウェーでは外食が高く、1人8000~9000円ほどかかるため、普段はあまり外食しないのだそう。
「こんなに気軽に外食を楽しめる環境が、ノルウェーにはないんです。だから日本はいいなぁって」と、アマンダさんはうらやましそうな表情を浮かべました。
ラーメンやたこ焼きなどの外食を堪能 コンビニも多用したふたり
ノルウェーでは、なかなかできないという外食。ふたりは、日本でどのような食べ物を楽しんでいるのでしょうか。
「ラーメン、たこ焼き、それに甘いクレープがよく売っていたので、たくさん食べました」とアマンダさん。一方のジェイミーさんは、便利さと気軽さで外国人観光客に大人気のコンビニエンスストアで購入できる食べ物を挙げました。
「セブン-イレブンのイチゴサンドイッチも何度も食べました。コンビニは疲れたときとか、パッと食べたいときに、いつでもちょっとした食べ物が買えるのがいいですよね」
ジェイミーさんが夢中になったフルーツサンドイッチは、実は日本生まれ。日本独自のふわふわのやわらかいパンを使い、世界的にも評価されている質の高いフルーツを生クリームなどで閉じ込め、見た目も美しい断面にこだわったもの。誕生した経緯は諸説ありますが、熟して売りにくくなったフルーツを当時の果物店がサンドイッチにして、大正時代から昭和初期頃に売り始めたと考えられています。
「またすぐ帰ってきたい」と、まもなく離れる日本に未練が残るジェイミーさんたち。3度目の訪日も遠くなさそうですね。
(Hint-Pot編集部)