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「絶対にバレる」 シンガポールの地下鉄に日本人女性が驚愕 持ち込みが禁止されている意外な食べ物とは

公開日:  /  更新日:

著者:荒木 優里

シンガポールでも、移動手段として便利な電車(写真はイメージ)【写真:写真AC】
シンガポールでも、移動手段として便利な電車(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 時間の正確さや利便性の高さから、世界的に評価されている日本の公共交通機関。ほかの国では、日本とどんな違いがあるのでしょうか。夫の仕事でアメリカからシンガポールへ移住した、フリーアナウンサーの荒木優里さん。新たな環境で発見した、日本との違いを綴ります。今回は、シンガポールで旅を楽しむ際にも便利な電車についてです。実は厳しいルールもあり、利用時には注意が必要だといいます。

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シンガポールの地下鉄は運賃が安い

 シンガポールの面積は約720平方キロメートルで、東京23区とほぼ同じといわれています。非常にコンパクトな国ですが、全土にわたって電車やバスなどの交通網が発達していて、公共交通機関の利便性が高いです。

 シンガポールの鉄道は、MRT(Mass Rapid Transit/大量高速交通機関)と呼ばれる地下鉄が主流です。乗り方手順も、日本と同じなので簡単。手元に乗車カードなどを用意してから改札を通過し、電車に乗り込むだけです。

 乗車運賃は距離で決まっています。日本の交通系ICカードと同じような、事前チャージ式の「EZ-Linkカード」を利用すると、3.2キロまでが1.19シンガポールドル(約132円)。40キロ以上離れた場所でも2.47シンガポールドル(約275円)とかなり安く、あらゆる物価が高いシンガポールで、電車をこの価格で利用できるのはありがたいです。

 時刻表はありませんが、午前7~9時までのピーク時は2~3分間隔、それ以外の時間帯でも5~7分間隔で走っているので、時間を調べずに駅へ行っても困ることはないでしょう。また、改札付近やホームにある電光掲示板で、次の電車が来るまでの時間が表示されているのでわかりやすいです。

 駅構内や車内はとてもきれいに保たれていて、日本人も抵抗なく使うことができると思います。ホームには乗り込む前に並ぶ場所の表示もあり、このあたりのマナーも日本と似ていますね。