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「しゃべってもいいの?」「言葉には表せないくらいひどいことも」 独自性に困惑も…訪日外国人が感心した日本のマナー3選
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日本には、他人への配慮を大切にした独特のマナーがあります。とくに公共の場では、迷惑にならないよう静かに振る舞うことが美徳とされ、海外からの観光客を驚かせることもしばしば。そんな日本の“静けさ”を象徴するマナーに触れた訪日外国人は、どんな反応を示すのでしょうか。アメリカ、チリ、ニュージーランドからの外国人観光客が、それぞれの視点で感じた驚きや戸惑い、そして感心の声をご紹介します。
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静寂のルールに戸惑いと感心 公共での日本人の姿に驚きの連続
○「え、しゃべってもいいの?」 ニュージーランド人が日本で不安に感じたこと ルールを勘違いしていた場所とは
ニュージーランドから訪れたケイシーさん、ディオンさん、ハンターさんの3人は、ラグビー観戦を目的に初めて日本を訪れました。「僕たちの町に電車はないから」という、人口8000人ほどの小さな町に暮らす彼らにとって、日本の都市部での電車移動は新鮮な体験だったようです。
「電車の中が本当に静かだよね。しゃべっちゃいけないんだよね? それなのに僕たちはべちゃくちゃしゃべってしまって……」
公共交通機関での暗黙のルールに戸惑った様子のディオンさん。実際、車内で話してしまい、「え、しゃべってもいいの?」と不安を感じたといいます。日本では携帯電話での通話は控えるべきとされますが、会話そのものが禁止ではないと知り、ほっとした表情を見せました。
降車駅を間違えたときには、パニックになってつい声を出してしまい、その行動もマナー違反ではと不安になったそう。その後、誤解が解けて安心していました。
「また来年も日本に来ようと思っている」と再訪を誓う3人。日本独自のマナーを守りつつ旅を楽しんでほしいですね。
街の静けさに驚いたチリ人カップル

○「日本は本当に穏やかで静か」 外国人が驚いた日本のマナー 「ちょっと寂しい」と思った光景とは
チリからやってきたフェリペさんとアイリーンさんのカップルは、初訪日で日本の静けさに感銘を受けたそう。東京や京都、大阪をめぐる旅のなかで、日本のマナーに驚いたといいます。
「わかってはいたけど、日本は本当に穏やかで静か。すごく忙しく物事が動いているなという感触はあるけど、地下鉄でも公園でも音がしないですね。チリだったら、地下鉄内でも誰かが楽器を鳴らしていたり、ところかまわず歌っていたりというのが日常。だから、それがないのはちょっと寂しい(笑)」
日本を訪れるまでに12年という長い年月をかけ、ようやく夢を叶えたふたり。事前に理解していたとはいえ、実際の静けさは想像以上だったようです。文化の違いに驚きながらも、日本での時間を満喫していました。