Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

海外ニュース

「絶対にバレる」 シンガポールの地下鉄に日本人女性が驚愕 持ち込みが禁止されている意外な食べ物とは

公開日:  /  更新日:

著者:荒木 優里

日本よりも厳しいシンガポールのルール

 気をつけたいのは、MRT利用時の禁止事項。場合によっては罰金が科せられることもあるので、注意が必要です。日本との違いでとくに驚いたものを2つ、紹介します。

 1つ目は、駅構内や車内での飲食禁止です。駅や電車内の衛生管理のためだといわれており、駅のホームで水を飲むことも違反。約5万円の罰金が科せられます。日本では基本的に禁止されていないため、ルールとしてかなり厳しい印象を受けました。

 2つ目は、生のドリアンの持ち込み禁止です。駅に「No Durian(ドリアン禁止)」の表示があり、初めて見たときはびっくりしました! “フルーツの王様”といわれるドリアンですが、匂いがとても強いため、駅構内や電車内への持ち込みが禁止されています。

持ち込み禁止のものが記された看板。「No Durian」の表示も【写真:IMAGO / Pond5 Images】
持ち込み禁止のものが記された看板。「No Durian」の表示も【写真:IMAGO / Pond5 Images】

 ちなみに、シンガポール人に「車内にドリアンを持ち込んだ人がいたら周囲の人は気づくの?」と聞いたところ、「すぐにわかるよ! ラップなどである程度包んでも絶対にバレる」とのことでした。

 シンガポールでは多くの人に親しまれているドリアンですが、公共交通機関だけでなく、ホテルやデパート内への持ち込みが禁止されている場合もあるので、注意が必要です。

 MRT利用時にかかわらず、シンガポールにはほかにも厳しい禁止事項がたくさんあります。「知らなかった」では済まされないため、シンガポール旅行を計画する際には事前にしっかりチェックして、ルールを守って旅行を楽しみましょう。

(荒木 優里)

荒木 優里(あらき・ゆり)

米ニューヨーク州在住のフリーアナウンサー。慶應義塾大学を卒業後、KSB瀬戸内海放送、テレビ埼玉で局アナとして勤務し、報道番組のキャスターや情報番組の中継リポーターなどを担当。2022年夏に渡米し、現在は初めて体験する海外生活での奮闘ぶりを日々発信中。