日本には、外国人が驚きや新鮮さを覚えるものがたくさんあります。1年前から日本で暮らしているというアメリカ人とアイルランド人は、日本の食事について、母国との違いを感じていました。ヘルシー志向というふたりは、日本で食べられるものに大満足。いったい、どんなものが気に入ったのでしょうか。

　◇　◇　◇

日本に住んで1年　食生活も満喫

　アメリカ人のアビーさんと、アイルランド人のクララさん。ふたりとも、夫の仕事で日本へ来て、1年ほどだそう。日本の生活にもすっかり慣れたといいます。

　そんなふたりは、日本の食事のバリエーションの豊さに感激。アビーさんは、アメリカとの大きな違いを感じていました。

「日本は多くのお店で、ヘルシーなオプションがあるのが良いですね。レストランでも、メインの付け合わせに野菜を選べることがあります。コンビニエンスストアのおにぎりもさまざまな種類があって、健康的な具材も買えますよね。アメリカだったら、食事ではあまりヘルシーな選択肢がなくて、コンビニエンスストアでも胃にもたれるようなこってりしているものしか置いていないんです」

　クララさんも、自身の食生活に日本の食べ物が合っている様子。アイルランドと比べて、選べるものが多いことに関心を寄せていました。

「私は炭水化物を極力摂らずに、タンパク質を中心とした食事をするダイエットをしているのですが、日本だと無理なく継続できるのが良いですね。例えば、コンビニエンスストアに行けば、ゆで卵やサラダチキンが売っていますから。先日アイルランドへ帰国したときには、それができませんでした。お店には、日本のようにヘルシーな選択肢がなくて」

　日本では和食を始め、さまざまな料理が楽しめます。健康志向の高まりから、ヘルシーな食材もコンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで手軽に買えるようになりました。

　母国との違いを感じながらも、日本の暮らしを楽しんでいるふたり。これからも日本の魅力をたくさん見つけてほしいですね。

（Hint-Pot編集部）