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「どっちも情けない」 愛犬と散歩中の男性を襲ったまさかの悲劇 “奇跡の一枚”に大反響
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犬や人間の「情けない写真が欲しいです」という呼びかけが、X(ツイッター)で大きな話題になっています。そんななか「どっちも情けない奇跡の一枚」が、44万件もの“いいね”を集めました。男性と犬の散歩中に撮影された、なんとも躍動感あふれる一枚が、多くの人の笑いを誘っています。投稿者の葛城(@Katuragi_0112)さんに詳しいお話を伺いました。
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「人間の情けない写真欲しい」の呼びかけに引用リポスト
「犬のパワーについていけずに転ぶ兄とそのせいで自分も転ぶ犬」
そんな投稿に添えられた1枚の写真。そこには、大型犬と散歩中の男性が、道路の真ん中で転ぶ瞬間が写っています。足元はぶれていて、派手に転んでいるのがわかりますが、男性はしっかりと犬のリードを握ったままです。
実は、この投稿は「人間の情けない写真欲しいです」という、Xで話題になった呼びかけを引用リポストしたもの。瞬く間に元の投稿以上の大反響を呼び、なんと44万件もの“いいね”が集まりました。
リプライ(返信)には「人間の情けない、を何枚も拝見しましたがこの写真ほど(ごめんなさい)笑った写真はありません。それと、リードの持ち方、素晴らしいです」「芸術」「漫画のようだ」「どっちも情けない奇跡の一枚」など、たくさんの声が寄せられています。
犬の散歩は禁止されていたにもかかわらず、行ってしまったお兄さん

葛城さんによると、多くの人に笑顔を届けた写真は、10年以上前に撮影されたもの。お兄さんを引っ張っているのは、「ベン」くんという名前のゴールデンレトリーバーです。
「写真を撮ったのは、たぶん両親か、ほかのきょうだいだったと思います。兄が中学生くらいで、犬は2歳くらいでした。当時は『子どもだけで犬の散歩に行くのは危ないからダメ』と言われていましたが、兄はそれを振り切って散歩に行ったんです(笑)」
転んだあと、けがは大丈夫だったのか気になるところですが、どうやら大事には至らなかったようです。「正直、転んだ瞬間のことは覚えていないんですが、今も“ふたり”とも元気なので大丈夫だったと思います(笑)」と話します。
大人になったお兄さんとベンくんの現在
現在、12歳ほどになったベンくんはすっかり落ち着いて、家の中でまったりと過ごしているそう。また、お兄さんも大人になり、忙しくなったことで、ベンくんの散歩には、なかなか行けなくなってしまったといいます。
「母にはとても懐いていますが、それ以外の家族にはあまり懐かない日もあったりします(笑)」
家族の笑い話だった一枚が、10年以上経ってもこうして多くの人を笑顔にできるのは、素敵なことですね。
(Hint-Pot編集部)