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オーストラリア人「全然違います」 日本食を普段から食べているからこそ驚いた 「日本のほうがもっとおいしかった」料理とは
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今では多くの国で親しまれるようになった日本食。ただし、“本場”の日本を訪れてその味を確かめると、「同じ料理でもまるで違う」と驚く外国人は少なくないようです。オーストラリア人女性2人組は、日本で食べておいしさの虜になった料理があるといいます。どんな日本食なのでしょうか。
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アデレード近郊から初訪日 日本中をめぐる9日間の旅
オーストラリアの南にある都市、アデレード近郊から日本を訪れたミシェルさんとアンさん。それぞれの夫と一緒に、夫婦2組での旅行です。
日本へ来るのは今回が初めて。9日間滞在し、広島から東京までバスツアーや新幹線を利用し、さまざまな観光地をめぐりました。
「振り返るとハードなスケジュールでしたね。旅程を出さないと、訪れた場所すべて言えないかもしれない……。でも、バスの乗り心地がとても快適で、あっという間に楽しく回れました。富士山がとてもきれいでしたね。心に残る、忘れられない景色です」と、ミシェルさん。アンさんは「厳島神社も素敵だった。海の中の鳥居が美しかったです」と教えてくれました。
日本では味が違う? “本場”のラーメンに感激
今回の旅行で、ふたりがとくに楽しみにしていたのが日本食です。ミシェルさんは、日本食が旅の決め手のひとつだったと話します。
一方、アンさんは普段から日本食を食べるそうで、今回の旅で初めて食べた日本食はとくになかったのだとか。それでも明確に違いを感じたことがありました。
「味が全然違います。スパイスが違うのか、日本のほうがラーメンはもっとおいしかったです。調理の仕方なのか、和牛も味わいが違うと思いました」
スープの深みや麺の食感など、日本で食べるラーメンならではのクオリティに驚いた様子のアンさん。とくに、日本独自の「だし文化」も、旨味の層を生み出す要素として印象に残ったかもしれません。
海外でも人気の日本食ですが、やはり“本場”の味には敵わない……。そう感じさせる旅になったようです。
(Hint-Pot編集部)