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「日本では当たり前なのかもしれませんが」 ドイツ在住の6歳児が“初めてのおつかい” 日本人ママが改めて日本の素晴らしさを感じた理由とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ドイツ在住の男の子が日本で“初めてのおつかい”(画像はスクリーンショット)
ドイツ在住の男の子が日本で“初めてのおつかい”(画像はスクリーンショット)

 子どもは成長の過程で、たくさんの“初めて”を経験します。ドイツで2人の子どもを育てながら、家族の日常や育児の様子をYouTubeで発信する舞さん。日本へ帰国した際、長男が“初めてのおつかい”を体験しました。果たして、無事に買い物はできたのでしょうか。

 ◇ ◇ ◇

「ノアもっと食べたいなあ~!」

 YouTubeチャンネル「Trilingual Family ドイツ在住4人家族」で、家族の日常を発信している舞さん。家族旅行を兼ねて日本へ帰国した際に、沖縄のリゾートホテルを一家で満喫する様子を公開しました。

 現在6歳の長男・ノアくんは、おにぎりが大好き。5分前に食べたばかりにもかかわらず、「ノアはおにぎり!」と催促するほどです。

「ノアもっと食べたいなあ~! いい!? ノアもっと食べたーい!」と、かわいいおねだりで猛プッシュするノアくん。舞さんは「ひとりで買いに行ける?」と、ノアくんに500円を持たせます。そして「“初めてのおつかい”行ってらっしゃい!!」と、ホテル内のコンビニエンスストアへ送り出すことにしました。

 滞在中、何度も一緒におにぎりを買いに行っている場所とはいえ心配です。舞さんは「こっそり……あとを追いかけます!」と、少し離れてついて行くことに。しかし、ノアくんがコンビニに到着する頃には追跡がバレてしまい、「そこで待ってて」と入り口で待機するようお願いされてしまいました。

「おにぎりいくらでも送ってあげたい!」

 舞さんが後ろから見守るなか、ノアくんは慣れた様子でおにぎりが並ぶ棚に向かいます。そして、漢字は読めませんがパッケージで見分けて、目当てのおにぎりを手にしました。

 しかし、レジで会計をしようとすると店員さんの姿がありません。「えっ!? いない……人(店員さん)……」と、ノアくんは困惑。おにぎりを手にしたまま、立ち尽くしてしまいます。

 すると、別の場所にいた店員さんが気づいて、小走りで店内へ戻ってきました。ノアくんは緊張しつつも、お会計をします。ただ、初めての支払いのため、おつりのもらい方がわからなかったようで、小銭を落としてしまいました。

 その後、なんとか無事におつかいを終えて、うれしそうにプールサイドへ戻ったノアくん。この旅で7個目だというおにぎりを、笑顔で頬張るのでした。

 ノアくんの小さな大冒険に、コメント欄には「“初めてのおつかい”頑張りました」「ノアくん、お買い物できましたね」「ノアくんの“初めてのおつかい”素晴らしい!(笑)」「もうかわいすぎる おにぎりいくらでも送ってあげたい!」などの声が寄せられています。

 動画の概要欄によると、ノアくんがおつりを落としてしまったあと、店員さんが拾うのを手伝ってくれたそう。舞さんは感謝を綴るとともに、「日本では当たり前なのかもしれませんが、海外では当たり前ではありません」と、日本のホスピタリティの高さに改めて感動したようです。

(Hint-Pot編集部)