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「ゆでたまご先生が採用してくれそう!」 日用品からできたロボット “お約束”のギミックと躍動感に絶賛の声
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指で玉を弾いて計算する道具のそろばん。さまざまな計算機器が誕生するなか、暗算力が身につく教具として長く親しまれています。X(ツイッター)では、そんなそろばんを計算以外に活用した、ある作品が話題に。制作者の安居智博(@kami_robo_yasui)さんに、詳しいお話を伺いました。
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「やはり足裏にローラーははずせない」
「100円ショップで買ってきた『そろばん』6丁を細かく切って針金でつないで全身が動くロボットを作りました。
足裏の車輪で走行します」
そんなコメントとともに投稿された4枚の写真。1枚目には、特徴的な黒と茶色のパーツがクールな印象を与える、ロボットが写っています。2枚目には、真新しいそろばんが2つ。100円ショップのロゴや「200円(税込220円)」のタグが目を引きます。
3枚目は、完成間近の様子でしょうか。工具などを背景に、なめらかな滑りを確信させる足をこちらに向け、静かに横たわっています。そして4枚目は、想定以上のスピード感だったのでしょうか。そろばんロボットが激しくぶれており、疾走感が伝わってきます。
完成度の高さと期待を裏切らないギミックは反響を呼び、1.4万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「やはり足裏にローラーははずせない」「そろばんを裏返して転がし遊び。子どもの頃、必ず一度はやったであろう“通過儀礼”を、大人になってからここまでかっこよく昇華させた方は初めて見た……」「汎用人型計算兵器人造人間シュザンゲリオン初段機」「かっこいい ゆでたまご先生が採用してくれそうですね!」など、称賛の声が殺到しています。