Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

話題

「2号でないと…」 ジョージア大使が昭和の名曲から列車内で人探し 反響でまさかの“ご本人登場”も

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

昭和の名曲にも歌われた特急あずさ、現在の新型車両(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
昭和の名曲にも歌われた特急あずさ、現在の新型車両(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 時代を彩った名曲は、年月を重ねても多くの人に親しまれるものです。生まれる前のヒット曲を、ふと口ずさんでしまう人もいるでしょう。ジョージアの駐日大使館で特命全権大使を務めるティムラズ・レジャバさんは、自身のX(ツイッター)アカウント(@TeimurazLezhava)で、昭和の大ヒット曲にちなんで人探しをしました。すると、まさかの“ご本人登場”となり、話題を呼んでいます。

 ◇ ◇ ◇

乗車する列車の「見どころは?」と尋ねたのを発端に…

 流暢な日本語と日本文化への造詣の深さが、たびたび話題になるティムラズさん。日本についての豊富な知識に、驚かされることも少なくありません。

 そんなティムラズさんは26日の投稿で、長野への家族旅行を報告。美しい風景や地元の名物を、一家で満喫したようです。

 翌27日、帰京のため移動を開始したと思われる午後12時15分に「特急あずさの見どころは?」と投稿。これから乗る列車について、問いかけました。

 するとリプライ(返信)には、乗車中の景色の見どころなどに加え「狩人の『あずさ2号』を聴く」「『狩人』が乗ってる もしくは熱唱してる」「『狩人』がいるか探すところ(嘘笑)」など、昭和の大ヒット曲「あずさ2号」にちなんだ情報が寄せられます。

「8時ちょうどのあずさ2号でないと…」

 その後、27日の午後1時41分に、駅のホームで撮影した特急あずさとのセルフィーを投稿したティムラズさん。2分後には、乗車した車内での様子を報告しました。

「あずさで狩人を探しているところです」

 投稿に添えられた写真には、シートが並ぶ車内で左手を額にかざし、隣の車両まで見通すように、奥へと目を向けるティムラズさんの姿が写っています。

 寄せられた情報から、実際に特急あずさで狩人を探すティムラズさんに、1.1万件の“いいね”が集まりました。投稿には「明日旅立つのでは?」「“2号”じゃないといないのよ!」「さっきあずさ22号に乗ってきましたが、狩人は見つかりませんでした」「8時ちょうどのあずさ2号でないと……」など、リプライが殺到。

 反響を呼んだ投稿は拡散され、兄弟デュオ・狩人の弟さんである加藤高道さんが、午後11時29分に「今日は狩人は甲府にいました。久仁彦さんはあずさで帰りました。僕は中央道で帰りました」と返信。まさかの“ご本人登場”です。

 リプライを見たティムラズさんは、28日午後1時36分に高道さんの投稿を引用リポスト。「おかげさまでご本人に届いた説。見つからなかったのは中央道にいたからです」と、報告しました。

 ちなみに「あずさ2号」が発売されたのは、1977年。1988年生まれのティムラズさんが誕生したのは、10年以上あとのことです。日本文化への知識の広さを感じさせたティムラズさん。昭和の名曲をウィットに富んだ言動で楽しむ一連の投稿には、たくさんの称賛の声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)