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高校生の娘「誕生日プレゼントで工夫したい」 時代を超えた“粋な発想”に爆笑 まさかのサプライズが話題に
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贈り物にひと工夫を加えたい――そんな気持ちから生まれるアイデアには、思わず笑顔になるものがありますよね。SNSでは、時代劇のワンシーンを思わせるような、高校生によるユニークなプレゼントが注目を集めています。懐かしさと驚きが詰まった“サプライズ”に、共感や称賛の声が。投稿者のMT(TRUE COLORS Japan運営・C&F協会所属)(@Mocherin)さんに、詳しいお話を伺いました。
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まんじゅうの箱の底には金色に輝くものが
「娘が『友達の誕生日プレゼントで工夫したい』というので何かと見てみたら」
そんな書き出しの投稿が、1.7万件もの“いいね”を集め話題になっています。投稿に添えられたのは2枚の写真。1枚目には、娘さんが友人のために用意したプレゼントの箱が写っています。おいしそうなまんじゅうが入っていますが、よく見るとその下には金色に輝くものが……。
そして、2枚目は、まんじゅうがない状態で撮影したものです。箱の底には、なんと9枚もの、金色の小判がずらりと並んでいます。
まさかの「工夫」にリプライ(返信)が殺到。「これがあの有名な『山吹色のお菓子』」「令和の世に受け継がれる越後屋魂www」「これはお代官様もニンマリ」「お主も悪よのぅ」などの声が寄せられています。
大好きな漫画「銀魂」から着想

ユニークなプレゼントを用意していたMTさんの娘さんは、現在高校1年生。きちんとルールを守り、勉強をよく頑張るタイプな一方で、好奇心旺盛で活発な一面もあるそうです。「最近はユーモアのセンスも出てきて、『なかなか良い子に育っているなぁ』と感じています」とMTさんは目尻を下げます。
誕生日プレゼントに仕込んでいた小判は、実はMTさんのもの。MTさんは、対人関係やコミュニケーションについて学ぶ「TC講座」を開催するなど、心理学(気質論)ベースのコミュニケーション講座を仕事としています。そんなMTさんは娘から相談を受け、講座で使用している道具のひとつである小判を差し出しました。
「うちでコミュニケーション講座の際に使っていた“エンタメ的な道具”を渡しました。それが例の金色の小判です。娘が『これを敷く』というので、まんじゅうを用意しました」

まんじゅうの下に小判を敷くという、時代劇にありそうな場面。娘さんは、大好きな漫画「銀魂」から思いついたそうです。その後、娘さんは友人へ誕生日のお祝いとして、用意したプレゼントを渡しました。友人は箱を開けた瞬間に驚いたものの、とても喜んでいたそうです。
MTさんは今回の投稿が大反響を呼んだことについて、「時代劇をあまり見なくなった今でも、こうした“どこかで見たことがある”ようなビジュアルには、懐かしさや共通の記憶を呼び起こす力があるのかもしれないなと感じました」と教えてくれました。
(Hint-Pot編集部)