編み物の基本のひとつに、10センチ四方のゲージを編み、作品に必要な目数・段数を算出する方法があります。慣れると毛糸や針の太さで予想がつき、省くようになる人が多いでしょう。X（ツイッター）では、気づくと思いのほか想定サイズからずれてしまったという、編みぐるみが話題に。制作者のたこを編む人（ぱら）（@knitting_tako）さんに、詳しい話をお聞きました。

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「誰かにプレゼントしたい」「色合いが素晴らしい」

「完成前から思ってたけどお前、やたら大きくない？　測らないで作ってる私がいけないのだけど……」

　そんなコメントが添えられた2枚の写真には、タコの編みぐるみが写っています。アッシュピンクに白が混じった、太めの毛糸で編まれたボディは絶妙なリアルさ。足の裏側が白一色なところも、コントラストがついて素敵です。

　2枚目では、そのサイズを示すように作品に手を差し入れて、腕をやや伸ばした状態で持っています。しっかりした頭部や胴体部分、長く伸びた8本の足。瞳も愛らしい姿ですが、確かにやや大きめ。制作者さんが驚くサイズ感に仕上がったようです。

　かわいらしいフォルムと、絶妙にリアルな編みぐるみは反響を呼び、9.7万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には、「誰かにプレゼントしたいかわいさ」「色合いが素晴らしいですね　欲しすぎる」「すごいです、ぜひ購入したいです……」「水族館だと5万円くらいで売っていそう」など、作品への称賛の声が殺到しています。