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「また見ることができて、うれしい」 デンマーク大使が母国で“再会” 日本で愛してやまないものとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

駐日デンマーク王国大使のヤール・フリース=マスンさん【写真:IMAGO / NL Beeld】
駐日デンマーク王国大使のヤール・フリース=マスンさん【写真:IMAGO / NL Beeld】

 桜は、日本を代表する花のひとつ。繊細な美しさが海外でも人気を博し、咲き誇る桜を見ようと、この春もたくさんの外国人観光客が日本を訪れました。そんななか、駐日デンマーク王国大使のヤール・フリース=マスンさんは、愛してやまない桜の花と意外な場所で出合えたようです。

 ◇ ◇ ◇

「日本とのつながりを感じて、うれしくなります」

 駐日デンマーク大使館の特命全権大使に、昨年12月に着任したヤールさん。若い頃には、経済学の学士号を取得するため、日本で1年間学んでいました。着任後は日本各地に赴き、そこで感じたさまざまな思いを自身のX(ツイッター)アカウント(@DKAmbassadorJP)に投稿し、反響を呼んでいます。

 ヤールさんは現在、デンマークに一時帰国中。母国の美しい風景を紹介するなか、日本を感じる風景と出合いました。

「デンマークで桜を見つけました。また見ることができて、うれしいです。私の後ろにある家は築300年以上で、茅葺き屋根です」

 そんなコメントとともに投稿された写真には、大きな花びらと濃いピンクが印象的な桜の前で微笑むヤールさんが写っています。また、花や草木の間からは、白壁と茶色の屋根が。日本のものと少し異なるようですが、北欧にも茅葺屋根の古民家があるというのは驚きです。

 実は、日本の桜が大好きというヤールさん。3月下旬に東京の桜が咲き始めてから、自宅や大使館の近くにある桜を撮影し、たびたび投稿していました。

 4月10日には、黄緑色の葉が目立ち始めた桜を背景に「今は花が散り始めていて、少し寂しい気持ちです もう来年の桜が楽しみです」と、桜との別れを惜しんでいました。

 そんな大好きな桜と、意外にも母国で再会できたヤールさん。うれしさもひとしおのようです。

 母国にいても日本に思いを馳せる姿に、3000件近い“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「美しい桜、素敵です!」「八重桜でしょうか? きれいに咲いていますね」「デンマークの茅葺屋根見たいです 桜もころんとしてて、かわいらしい」「デンマークの桜もきれいですね。日本とのつながりを感じて、うれしくなります」などの声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)