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「ママここは危ないよ!」 ドイツ在住の男の子が日本で成長 大事な妹を気遣う姿に「驚きと感動がありました」
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子どもは環境の変化などをきっかけに、大きく成長して周囲を驚かせることがあります。ドイツで2人の子どもを育てながら、家族の日常や育児の様子をYouTubeで発信する舞さん。日本へ一時帰国した際、長男の成長を感じたようです。家族で沖縄の世界遺産を訪れた際に見せた、長男の優しさを実感した言動とは、どんなものだったのでしょうか。
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「日本に戻ってから、長男の様子が少しずつ…」
YouTubeチャンネル「Trilingual Family ドイツ在住4人家族」で、ドイツ人の夫・ベンさん、現在6歳の長男・ノアくん、1歳の長女・レイラーニちゃんとの家族の日常を発信している舞さん。家族旅行を兼ねて、日本へ帰国し、沖縄の世界遺産「座喜味(ざきみ)城跡」を訪れたときの様子を公開しました。
動画の概要欄で、「実は日本に戻ってから、長男の様子が少しずつ変わってきていて……」と明かした舞さん。この日のノアくんの様子に、「親として驚きと感動がありました」と綴り、成長を強く実感した出来事がありました。
座喜味城は高台に築かれているため、レイラーニちゃんを乗せたベビーカーを押して、坂を登るのはひと苦労。一緒に歩いていたノアくんは、元気いっぱいに先へと走って行きます。
ゆっくり景色を楽しみ、ベンさんとノアくんは先に頂上へ。ベビーカーを押す舞さんと、ふたりは離れた場所から声をかけ合いました。するとノアくんは、自分が上がってきた道の様子や、今いる場所のコンディションを考えたのでしょう。
「ママーここは、バギーは危ないよ!」と。大きな声で呼びかけます。舞さんが「OK!」と返事をすると、「じゃあここに行かないでね!」と、舞さんと妹に危険がないよう気遣いました。
「微笑ましい光景にほっこり…」
景色を満喫し、敷地内を移動した舞さんたち。大事な妹のそばにいたノアくんは、ベビーカーのそばにいる毛虫に気づきました。すかさず「痛い痛いになっちゃう!?」と、小さな妹に呼びかけるノアくん。
すると赤ちゃんのレイラーニちゃん、兄の気持ちが伝わったのでしょう。虫との接触を避けるように、両足をすぐに上げました。
当時のノアくんは、まだ5歳。妹をかわいがるだけでなく、状況を的確に把握して、危険が及ばないように考える姿に驚かされます。治安が良いといわれる日本でリラックスしていられる分、妹を守る気持ちのセンサーが磨かれたのかもしれません。
舞さんも優しさと成長を感じたノアくんの姿に、コメント欄には「ノアくんはいつも元気で妹を気にかけてくれる優しい子ですね」「微笑ましい光景にほっこり……」「ノアくんの体力はすごいですね!」などの声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)