どうぶつ
「帰りたくなくて虚無を装っている」 実家で甘やかされた元保護犬 全力で抵抗する姿に「賢い」の声
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大好きな場所や人から離れたくない──そんな思いを、動物たちが包み隠さず、全身で伝えることがありますよね。X(ツイッター)では、飼い主さんが帰り支度を始めたところ、驚くほどの抵抗を見せた元保護犬が注目を集めています。詳しいお話を伺いました。
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強い意志が伝わってくる一枚にほっこり
「久しぶりの夫実家でとんでもなく甘やかしてもらったから帰りたくなくて虚無を装っている こんな顔しながら踏ん張って抱っこしにくくしてるw」
そんなコメントを添えた写真がXに投稿され、なんと1.7万件の“いいね”を集めました。写真には、抱え上げられようとしているいぬの姿が。なんともいえない表情をしていて、「帰りたくないな……」という心の声が聞こえてきそうです。
しかし、そんな切なそうな顔と裏腹に、足にはぐっと力が入っていて、全身全霊の抵抗を見せています。足を踏ん張り、抱っこされまいと必死に粘っていたようです。優しい家族に囲まれた楽しい時間が終わってしまう寂しさと、“帰宅拒否”の強い意志が伝わってきますね。
投稿のリプライ(返信)には、「居心地いいんですねぇ」「踏ん張るとは賢い」「本当に帰りたくなさそう」といった声が続々と寄せられています。
譲渡会で出会ったみかんちゃん

懸命に“帰宅拒否”していたのは、元保護犬で6歳の女の子「みかん」ちゃん。配偶者さんと娘さんからの強い希望で、お迎えを決めたといいます。
「迎え入れるなら保護犬と決めていたので、調べて譲渡会に参加しました。みかんは姉妹で参加していたので、もう1匹の子の里親さんとも交流を持つことができました。今も、Xでお互いの近況を共有しています」
飼い主さんによると、みかんちゃんに名前をつけたのは、当時小学2年生だった飼い主さんの娘さんだそう。姉妹犬は「ルア」ちゃんといいます。