コーギーといえば、短くてかわいらしい足が特徴のひとつ。その足を必死に動かすコーギーが、X（ツイッター）で2万件を超える“いいね”を集めて話題になっています。いったい、何があったのでしょうか。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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ぬいぐるみを前に奮闘するコーギーにほっこり

「一生取れないと思う……」

　そんなコメントを添えて投稿された動画には、寝そべっているコーギーが映っています。目の前には、小さなカメのぬいぐるみが。コーギーはそれで遊びたいのか、横になったまま両前足を動かしています。

　真剣な表情を浮かべていますが、いくら足を動かしてもぬいぐるみは取れそうにありません。それでも望みを捨てずに、一生懸命にチャレンジする姿がなんとも健気です。

　投稿には2.5万件もの“いいねが集まりました。リプライ（返信）には、「爆笑しましたwww　かわいいー」「きっと、念力を飛ばしているに違いない……」「頑張れっ！」「なんだか応援したくなりますね」「ママさんに取ってって、めっちゃアピールしている」などの声が上がっています。

「最後は口でパクッとくわえていました」

　ぬいぐるみを取ろうとしていたのは、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークで5歳の「こまち」ちゃん。飼い主さんのことが大好きで、甘えん坊な女の子です。

　話題の動画が撮影された日、飼い主さんはこまちちゃんとのんびり過ごしていました。そのとき、「久し振りにカメのぬいぐるみを出してみよう」と思いついたそう。すると、こまちちゃんが横になったまま、カメのぬいぐるみを取ろうとしました。

　いくら頑張ってもぬいぐるみには届かず、「前足でやるだけやって、最後は口でパクッとくわえていました」とのこと。こまちちゃんは別の方法を見つけ出し、目的を達成したようです。

「誤飲が怖くて、カメのぬいぐるみは普段、しまってあります。このカメが出てくるのは誰かがそばにいるときと決めていて、遊んでるあいだも目を離しません。なので、こまちにとってはすごく“特別なカメ”なのです。そしてこのカメが出ると決まって動画のような行動をします。こまちにとっては遊びの一環なのかもしれません」

　こまちちゃんのかわいらしい仕草について、飼い主さんは「おいでおいで～かもしれません」と推測。普段は遊べない特別なおもちゃだからこそ、こまちちゃんはとっておきの遊び方で楽しんでいるのかもしれませんね。

○取材協力：こまち@彩（@komachiaya_）さん

（Hint-Pot編集部）