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「25ドル払うなら3倍にしてよ!」 アメリカ人が日本のコスパにびっくり 感激した日本食とは
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品質と価格にこだわる日本の外食は、世界中で高く評価されています。日本を初めて訪れたアメリカ人女性は、母国で食べたことがある日本食の、味と価格の違いに大きな衝撃を受けました。彼女が衝撃を受けたグルメとは、いったいなんだったのでしょう。
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日本文化に興味を持ち初訪日
アメリカ・ニュージャージー州からやってきたチェルシーさんは、パートナーとともに日本を初めて訪れました。滞在は2週間を予定しており、現在は東京を観光中。このあとは新幹線に乗って、大阪や京都へも足を延ばす予定だそうです。
「日本の文化に興味があったんです」
そう話すチェルシーさんは、東京駅の地下で偶然見つけた「カービィカフェ」の開店待ちをしている最中でした。
「電車で来てこの辺をうろうろしていたのですが、『カービィカフェがある!』と思って、列ができていたので並んで20分くらい待っています。『星のカービィ』が好きなんです」
推しキャラクターのお店との、予期せぬ出合い。旅の時間は限られていますが、チェルシーさんは待ち時間も苦にならない様子です。
“本場”で食べる日本食に驚愕
そんなチェルシーさんに、とくに感激した日本のグルメを聞きました。選んだのは、いまや広く世界に認知されているラーメンです。
「ラーメンは、もちろんアメリカでも食べられます。でも、日本のほうがクオリティが高いのは間違いないですね」
農林中央金庫が訪日外国人1200人を対象に行った2023年「訪日外国人からみた日本の“食”に関する調査」でも、「自国の日本食と、日本で食べた日本食は違ったか」という質問に対して、86.7%の訪日外国人が「違った」と回答。チェルシーさんもまた、“本場”の味に驚いたようです。
「それに、アメリカでラーメンを食べると、25ドル(約3600円)くらいかかります。それが日本では10ドル(約1450円)以下で食べられるなんて! アメリカのラーメンに対して、『25ドルも払うのなら3倍の量にしてよ!』と思ってしまいます」
海外に比べて、高品質かつ低価格で楽しめるといわれる日本の外食。コストパフォーマンスでチェルシーさんが衝撃を受けるのも、納得ですね。
まだまだ続く、チェルシーさんの日本旅行。ぜひ、ほかの日本食も堪能していってほしいですね。
※1ドル=145円(5月16日時点)で換算。
(Hint-Pot編集部)