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おいしすぎて思わず「なんなの」…オーストラリア人が日本で出合い、すっかり夢中になった食べ物とは
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海外から日本を訪れる旅行者にとって、日本での食体験は大きな楽しみのひとつ。母国でなじみのある食材であっても、日本で味わうと、そのおいしさに驚かされることがあるようです。オーストラリアから初めて日本を訪れているカップルも、日本で出合ったある料理に、思わず感嘆の声を上げました。いったい、どんな食べ物なのでしょうか。
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初めての日本は沖縄からスタート 東京はノープラン
オーストラリア最大の都市・シドニーで暮らしている、カイラさんとクーパーさん。日本を訪れるのは今回が初めてです。2週間の滞在予定のうち、最初の1週間を沖縄で過ごしたふたり。東京には到着したばかりですが、すでに東京スカイツリーや東京タワー、渋谷など、都内の観光スポットを散策していました。
「何か月か前にどこかへ旅行しようと思っていて、日本もいいかもと思ったから来てみたんだよ」とクーパーさん。計画を聞いたカイラさんが便乗し、今回の日本旅行が実現したそうです。
沖縄では、首里城のほか、美ら海水族館や万座毛など、さまざまめぐりました。「思いついたところに行ってみようと思って!」というカイラさんからは、日本を大満喫している様子が伝わってきました。
「なんなの、和牛って」 とろけるような食感に魅了されたふたり
ふたりはすでに、さまざまな日本食を味わっていました。なかでもお気に入りのメニューは、日本を代表する食べ物です。
「和牛は最高! なんなの、和牛って」と言うカイラさんの横で、クーパーさんもうっとりした表情を浮かべました。
「口どけ最高すぎるよね……」
観光庁の2024年「訪日外国人の消費動向」によると、「最も満足した飲食」で「肉料理」が1位に挙げられました。世界的にも人気の高い和牛ですが、ふたりの母国・オーストラリアにもオージービーフがあります。
2900万頭にも上るという、オーストラリアの広大な自然の中で育てられている牛たち。その数は、オーストラリアの人口2300万人を凌駕するほど。オージービーフは世界100か国以上に輸出されている、国を代表する食材です。ところが、ふたりは普段、あまり食べていない様子。
クーパーさんは「オージービーフは有名だけど、どうやって料理するのがいいのかわからないよ(笑)」と、困った表情を浮かべました。カイラさんも「本当それ! 本当にどう料理するのが正解なのかわからない!」と同意しました。
脂肪が霜降り状に入り、キメが細かく肉質が特徴の和牛に、すっかり夢中になってしまったふたり。残りの滞在で、和牛を上回るような食べ物に出合えるといいですね。
(Hint-Pot編集部)