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スペイン人「本当にダメだよね」 日本で目の当たりにした光景 母国と比較し感激したワケとは
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日本人のマナーの良さや、公共ルールを遵守する姿は、多くの外国人観光客を魅了しています。日本を初めて訪れたスペイン人夫婦は、日本人のある行動を母国と比較し、感動したといいます。いったい、どんな光景を目の当たりにしたのでしょうか。
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ハネムーンで憧れの日本へ
スペインの首都・マドリードからやってきたアリシアさんとロドリゴさん。ふたりは夫婦で、初めての日本を満喫しています。「ハネムーンだから日本を選んで来たんです!」と、訪日の理由を教えてくれました。
そんなふたりは、東京、大阪、京都、高山を16日間かけてめぐり、最後にまた東京へ戻ってきました。これまでの旅では、日本の文化や風景、おいしい日本食を堪能するなか、秩序が保たれた日本の光景を目にして感動したといいます。
ロドリゴさんにとってとくに印象的だったのは、街の交差点で見かけた人々の行動でした。
「たとえば、日本では信号が青になるまで、歩行者が渡りませんよね。スペインでは、赤信号であっても、車が来ていなければ渡ってしまう人もいます」
スペインでは安全かどうかを自己判断して行動する人が多いそうで、「本当にダメだよね」と苦笑いするロドリゴさん。日本人がどんなときもルールをしっかり守る姿に、感心していました。
信号待ち以外にも、整然と電車を待つ姿や、公共の場での静けさ、ゴミを持ち帰る習慣などを目の当たりにして、訪日外国人が驚くことは少なくありません。他者への配慮を当たり前のように大切にする日本人の姿勢は、心に残る思い出のひとつになっているようです。
もうすぐ終わりを迎えるふたりの記念旅行。最後まで楽しんで、素敵な思い出をたくさん持って帰ってほしいですね。
(Hint-Pot編集部)