日本人のマナーの良さや礼儀、規律正しさは世界的にも評価が高く、訪日外国人が驚くこともしばしばです。フランスから日本を初めて訪れている男性は、ある光景に驚きを隠せなかったそう。日本人にとっては日常的なことですが、いったい、どのような光景だったのでしょうか。

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「本当の日本ライフ」を知りたくて訪日　実際に目にして驚き

　フランスから初めて日本を訪れた、ダビッドさんとカンタンさん。2週間の滞在中に、富士吉田、京都、大阪、広島、名古屋、金沢などをめぐりました。現在は帰国前の最後の観光として、東京を満喫しています。

　ふたりは幼い頃から日本の漫画に親しんでいたこともあり、日本に興味を抱いていたそう。「本当の日本ライフがどうなっているのかを知りたかった」という思いもあり、日本旅行を決めました。

　実際に日本の生活に触れるなかで、ダビッドさんは驚きつつも感激したことがあったといいます。

「みんなルールをしっかり守りますよね。たとえば、信号待ちをしていて『あれ？』って思ったんです。歩行者にとって信号が赤で、車がまったく通っていない小さな通りでも、日本では立ち止まって青信号に変わるのを待っています」

　このように、日本では当たり前でも外国人が驚く光景は、信号以外にもあります。たとえば、整列して電車を待つこと、公共の場で他人に迷惑をかけないよう配慮すること、電車やエレベーター内では静かに過ごすこと、ゴミを持ち帰ることなどです。互いを尊重し、周囲を気遣う意識が規律正しい日本社会の一端となり、訪れた外国人にとって印象的に映るのかもしれません。

「赤信号でさっと渡る人があまりいないことに少しびっくりしましたが、素晴らしいことだと思いました」

　称賛の声を上げたダビッドさん。知りたかった「本当の日本ライフ」を、実際に日本で過ごしたからこそ体感できたのかもしれません。新たな発見をしに、再訪日してほしいですね。

（Hint-Pot編集部）