どうぶつ
「盗撮ダメにゃ」 カメラが気になる元保護ねこ 思わぬラストに驚き
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愛猫のかわいい瞬間は、逃さず撮影したいもの。しかし、カメラを向けると顔をそむけたり、その場を離れたりと、「撮らないで」と言わんばかりの行動を見せることがあります。飼い主さんがスマートフォンのインカメラで撮影していたところ、思わぬラストを迎えた動画が、X(ツイッター)で大きな話題になっています。飼い主のmg(@ranmuu_)さんに、詳しいお話を伺いました。
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インカメラを不思議そうに見つめるねこ
「インカメしてたら最後カメラ肉球でふさがれた」
そんなコメントとともに投稿された動画には、飼い主さんの膝の上でまったりくつろぐ三毛ねこが映っています。
カメラをじっと見つめ、前足をぐいっと伸ばして、確かめるような仕草を見せています。一度、飼い主さんに視線を移して頭を撫でられると、うっとりした表情を浮かべて再びカメラに目を戻しました。
そして次の瞬間、ゆっくりと前足を持ち上げ、肉球でレンズを完全にふさいでしまいます。画面が暗転し、動画はそこで終わりました。
この絶妙な締めくくりの動画は、6.1万もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)と引用リポストには「配信終わるニャ」「盗撮ダメにゃのキャンペーンにゃ」「撮るなって言ってるだろ」「ぱふっww」「かわいすぎるよー」など、さまざまな声が寄せられています。
「自分だと気づいているのかしら?」

4歳の女の子で元保護ねこの「むー」ちゃん。かわいいお名前は、子ねこの頃の鳴き声が「むーむー」と聞こえたことが由来です。
むーちゃんがインカメラをふさいだいだのは、今回が初めてでした。そのため、飼い主さんはむーちゃんに“確認”をしてみたそうです。
「嫌なの? と聞いたら『ニャッ』と言いながら、のどをゴロゴロ鳴らし、この状態のまま『撫でろ~』と頭を手にグリグリしてきました」
どうやら、飼い主さんにかまってほしかったようです。インカメラで撮影していたため、むーちゃんには自分の映っている画面が見えたはずですが、飼い主さんはその反応をどう感じたのでしょうか。
「インカメラでの撮影を初めてやってみたので、むーの反応が不思議でした。インカメラに映った自分を自分ととらえたのか、ほかのねこととらえたのかは謎ですが、カメラをきれいに押さえているのはおもしろかったです」
カメラに映る自分の姿に興味を持ったのか、それとも単に光る画面に反応しただけなのか。「自分だと気づいているのかしら?」と思っていたという飼い主さん。むーちゃんのかわいらしい仕草に、メロメロになったようです。
(Hint-Pot編集部)