カルチャー
「たくさんの人々が行き交う様子を上から撮りたいんです」 イタリア人が大興奮 日本で撮影したいと思った風景とは
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街を行き交う人々がぶつかることなく流れるように進み、電車は時間通りに到着する日本の整然とした社会のあり方は、海外の旅行者にとってしばしば驚きと感動をもたらします。そんな日本へ来るのを長年、夢見てきたイタリア人カップルには、ガイドブックで見て撮影したかあった場所があるといいます。日本らしさを感じる意外な場所とはどこだったのでしょうか。
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スクランブル交差点の写真を夢中で撮影
初めて日本を訪れている、イタリア人のラウラさんとピエトロさん。これから12日間かけて、東京のほか、富士山や箱根、京都、金沢、大阪をめぐる予定です。
「日本をずっと訪れてみたかった」と語るピエトロさん。念願の日本の地に降り立ったばかりで、好奇心と期待が高まっていることが伝わってきます。
そんなふたりが初日に訪れたのは、東京・渋谷のスクランブル交差点でした。厚さ2センチの極厚ガイドブックを手に、ふたりはスクランブル交差点の写真を夢中になって撮影。
「渋谷のこの交差点はとても有名なんですよね? このガイドブックにも書いてありました」とキラキラした目で話すラウラさん。ピエトロさんは、スクランブル交差点を撮りたいと感じた構図について熱心に語ってくれました。
「この交差点を俯瞰的に見られるような場所はないですかね? たくさんの人々が行き交う様子を上から撮りたいんです」
信号が青になると、大勢の人が一斉に渡り始めるスクランブル交差点。人同士がぶつかることなく進む整然とした様子は、まさに日本らしい光景だと感じる外国人が多いようです。
楽しみにしていた日本での旅はまだ始まったばかりです。残りの日程でも、たくさんの日本の魅力を感じてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)