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「初めて食べたよ」 ドイツ人が感動 寿司やラーメンよりも気に入った意外な食べ物とは
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繊細な味わいや新鮮な素材、美しい見た目など、細部までこだわり抜かれた日本の食は、初めて訪れた外国人をしばしば驚かせます。ドイツから来た男性は、たまたま食べたある料理に独特さを感じたものの、思わず感動したそう。いったい、何を食べたのでしょうか?
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日本はイメージ通りだった
ドイツ出身で、現在はイギリス在住のフロリアンさん。日本に来るのは初めてです。日本へ出張することになり、それに合わせて5日間の休暇を取って、旅を満喫しているのだとか。
「日本に抱いていたイメージは、クリーンであること。ゴミが落ちていないとか、清潔だとか、そういったイメージが前からあった。実際に来てみて、それが本当だと実感しているよ」
仕事前のわずかな期間で、東京を中心に、築地市場や浅草、江戸城跡などをめぐっているそう。時間があれば、日帰りで京都にも足を延ばしてみたいと話していました。
素材そのもののクオリティも高い料理に驚き
そんなフロリアンさんが「思わず感動した」と話すのが、築地で出合った一品です。
「寿司やラーメン、スイーツといろいろ食べたけれど、感動したのは卵焼き! 築地を歩いていたときに行列ができているのを見て、並んでみたんだ。初めて食べたよ。ちょっと甘いのかな? 独特でおいしかった」
日本の卵焼きは、だしや砂糖、しょうゆなどを加えて丁寧に焼き重ねて作られます。フロリアンさんが食べたのは職人が作ったもので、味付けはもちろん、見た目の美しさや焼きの技術にも驚かされたようです。
また、日本は卵そのものの質が良く、黄身の濃厚さや生でも食べられる衛生基準の高さを誇ります。卵かけごはんをはじめ、親子丼や茶碗蒸し、だし巻き卵……と、卵を主役にした料理の幅広さも日本ならではの魅力でしょう。
多彩すぎる日本の食文化。わずかな期間ではありますが、たっぷりと堪能してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)