話題
「ドイツではおいしくないよ」 ドイツ人が大絶賛した“本場”の味 「これ半分にできないの?」と驚いた日本食とは
公開日: / 更新日:

世界から称賛を集める日本食。海外でもさまざまな日本食が食べられるようになりましたが、“本場”の味とは大きな差があるようです。日本で暮らし、YouTubeチャンネル「LTブログ」を運営するドイツ人のレナさん。来日した両親に、おいしい日本食をたくさん紹介しています。今回は、ドイツでも食べられるという日本食を食べに行くことに。母国と比較し、両親は驚いたようです。
◇ ◇ ◇
両親を連れて天ぷらの専門店へ
両親を連れ、天ぷらの専門店を訪れたレナさん。ドイツにも天ぷらを売っているお店があり、両親も食べたことがあるそうです。ただ、「ドイツでは天ぷらがおいしくないよ」と、お父さんは苦笑いを浮かべます。
「今日のはすごいおいしい天ぷらだからね!」とレナさんに言われると、「すごい楽しみだよ!」とお母さんは目を輝かせました。たくさんあるメニューのなかから、まずイカを選びます。お父さんが「エビがいいね!」というと、「私もエビ食べたい!」とお母さん。ほかにも、サツマイモやカボチャなど、食べたいものを次々と注文しました。
エビの天ぷらが提供されると、お母さんはその大きさにびっくり。「すごい長いね。これ半分にできないの?」と言いながら、箸で慎重に持ち上げて、天つゆにつけて食べます。
“本場”の天ぷらに、「う~ん!」と感嘆の声を上げるお母さん。「おいしいね!」と感激しながら、あっという間に1本を食べ切りました。
野菜の天ぷらが運ばれると、レナさんがサツマイモの天ぷらに箸を伸ばします。そして、塩をつけて食べると「それは塩でいくの?」と、お母さんは興味津々。「好きなように食べたらいいよ!」とレナさんに言われると、レンコンの天ぷらに塩をつけて堪能します。
すると、「塩つけて食べるのすごいおいしいよ!」と気に入った様子。続けて、カニの天ぷらも塩をつけてじっくり味わいます。
お父さんから「天つゆつけたほうがいいよ!」とすすめられ、ナスの天ぷらは天つゆをつけることにしたお母さん。「ナスは天つゆで食べたほうがおいしいね!」と共感します。イカの天ぷらも天つゆで食べて、「イカおいしい! すごいやわらかいね!」と感激しました。
かき揚げ丼の食べ方に苦戦する両親
天ぷらを食べる手が止まらない両親の前に、かき揚げ丼が登場。レナさんの夫・タカさんに「ごはんと一緒に食べたほうがいいよ」とアドバイスされますが、ふたりとも、かき揚げとごはんを別々に取りながら口に運びます。
「お箸で食べるのが難しい!」とお母さんは笑いますが、味には大満足。箸を使い、自分たちなりの食べ方で楽しみました。
気に入った天ぷらの種類を振り返りながら、両親はイカの味を大絶賛。「すごい噛みごたえがあっておいしかった!」とお父さんが話すと、「すごいクリーミーだったよね!」とお母さんはうなずきました。
ドイツでも食べたことはあったものの、両親の天ぷらに対するイメージはすっかり変わった様子。コメント欄には「いい経験ですね」「日本のおいしい天ぷらを食べて気に入ってもらえて良かったです」「おふたりが日本の食べ物を、なんでも怖がらずに積極的に、それもおいしそうに食べてくれてるのがうれしい」などの声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)